物語の面白さって何?
りさきりです。
遅筆ゆえ一生ストーリーが先に進みません。
あ、「ちょっと展開思いつかないからここで驚きの設定いれちゃえ!」みたいなことしようとしているそこのあなた、やめておくのが吉です。未来の自分の首を絞めるだけですからね(経験者は語る)。
さて、記念すべき1本目の記事です。
何を書くべきか、そもそも名前も知られていない私のことを知りたい人はいないはず(だから自己紹介はナシだろう)、ならば何かしら誰かしらの参考になるコンテンツを作成したい、けれどもそこまでノウハウは蓄積されていないし目立った実績もない……とあれこれ考えた結果(実を言うとそんなに考えていませんが)、
面白い物語ってなんなの?って話をしようと決めました!!いま!!!
回りくどいのは嫌いなので結論
こんな見出しを作るくらいならそこに結論を書いてよ、と全国正論研究会会員のみなさまからおしかりの声が聞こえてきました。猛省です。
さて、では結論。
私が思う物語の面白さとは、究極的に「ズレ」が生じることなのかなと思います。小説指南書なんかではギャップとか意外性とか呼ばれるパラメータでしょうか。
ギャップと聞けば「主人公には弱点を!」
意外性と聞けば「どんでん返し的な展開を!」
このすばと聞けば「エグスプロージョンッッ!」
もはやその言葉たちにはかような決まり文句さえあるように感じられるのですが、ここでいうズレとは少し毛色が異なります。
物語を面白くする「ズレ」とは、言ってしまえば主人公が考えている通りに事が運ばない状態を指しています。
いずれの例においても、「主人公はこう思っている、けれども現実はこうだった」という構造になっていると思います。
このズレが面白さを生んでいくのかな、物語を横にも縦にも展開させていく起爆剤的な要素になっているのかな、と私は思っている訳であります。
これは、予想通りに展開される小説は、読者さんの期待に応えているようで応えられていないと私自身が考えているためかもしれません。
読者さんが読みたいのは期待通りに進むだけの展開ではなく、期待通りで、かつそれ以上の驚きや発見(=意外性)のある展開である……と個人的には思っています。
だからズレが大事になってくる。
でもさ、肝心なのは……
「なぁなぁりさきり。ほんなら、おまえさんの言うてる『ズレ』ってどうやったら出せるねん。『原宿歩いてたら宮崎から出てきたオカンが虹色う○この綿菓子持って歩いとった』みたいなことでええんか?」
……と、私の中に住まうエセ関西人が鼻をほじくりながら尋ねてきます。ところで私は関西の大学に通っていたので、その時の名残か、上京した今でもマクドナルドをマックではなくマクドと呼んでいます。
話を戻します。
この例、確かにインパクトはあると思います。
でもここでいう『ズレ』を完全には満たさないとりさきりは考えます。
なぜなら意味が含まれていないから。
大事なのは『ズレ』が意味を持ったものになっているかどうかです。
にもかかわらず、明くる日の原宿竹下通りには、見紛うはずもないオカンの姿が……。
わざわざ宮崎から出てくるはずがないと思い込んでいたけど、翌日には原宿を満喫している母親の姿があった。
意外性があまりないので良い例ではないですが、意味を持ったズレとはこういうことなのかなと。ただ田舎の母親に都会を歩かせればよい訳ではありません。
で、どうやってズレを生むん?
この記事の本題ですね。
「ああだこうだと言っているけど、結局あんたのいう面白さの源『ズレ』はどうやって生み出すものなん?」
……この問いに対する答え、みなさんにお聞きしたいです!
本記事がどのくらいの人にリーチするのかは未知数(というかほとんど見られない読まれないと思いますが)なので、タイミングを見て記事に答えを追加しようと思います。
お気軽にコメントしてくださいませ~!
※当記事における発信内容は、私りさきりの個人的な考えに基づくものです。正当性・合理性の保証はございませんので、そのあたりはご容赦くださいませ、、、!
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