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冬に咲いた櫻

今日はわたしの「大好き」が
1歳になった日。

「当たり前だと思ってた普通の日々が
当たり前なんかじゃなかったなんて」

実はわたしの最初の「大好き」は
昨年の秋に永遠を残して
消えていった。

その2か月後、
新しい「大好き」が動き始めた。
それから今日で1年。

初めは、なんの色もなくて
ただ漠然と「大好き」だった。
これからこの「大好き」が
どんな形になっていくのか
分からないまま、ただ「大好き」だった。

何色でもない真っ白な色の「大好き」は
1年かけて何色もが重なった
真っ白な光の「大好き」に育った。

「誰にも言えない悲しいことだってあっただろう
遠くから見てて心配した」

きっとこの光にたどり着くまでに
たくさん枯れそうになったと思う。
だけど、綺麗な櫻の花が集まった「大好き」は
そんな事じゃ屈しなくて、
むしろそれを栄養にして
どんどん美しくなっていった。

「なぜ人は桜をこんなに愛するのか」

わたしの「大好き」が言った。
「この次会えるのは必然であってほしい」

多分、最初の「大好き」に出会ったのは
偶然だったと思う。
偶然通りすがって、偶然「大好き」になった。

でも、今の「大好き」は
最初の「大好き」が導いてくれた
必然の「大好き」なんだと思う。

「偶然の答え」だ。

きっと偶然が導き出した答えは
これからもっと大きくなっていくんだと思う。

強くて美しい櫻は
まだまだ成長する。

もっと純粋な白になる。

未来が楽しみだな、

1周年おめでとう、櫻坂46。

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