産後ケア施設の『金額が高い!』問題を解く
こんにちは、塚本りさです。
宿泊型の産後ケア施設を利用したいと思っているけど、
『値段が高すぎる。。』と感じる方に対して、ハードルが除去される考えについてお伝えしていきます。
私は今回の出産で、産後ケア施設を3施設、利用しました。
有料オプションも含めて、3施設の合計でかかった金額は60万くらいです。
内訳の概算です。
施設1:約30万 7泊8日
施設2:役25万 6泊7日
施設3: 約7万 5泊6日
金額が想定の範囲内だったという方もいらっしゃるとは思いますが、
私もそうですがほとんどの人にとって、
金額だけでみると『高い!!』と感じる方もいらっしゃると思います。
ただ、何と比較してこの60万が高いのでしょうか?
もしかしたら、漠然に金額だけで見て『高い』と決めてしまっている方も、いらっしゃるのではないかと思います。
確かに安い買い物ではないのですが、3施設利用して感じたことは、
金額を上回るメリットがありすぎる
ということです。
夜間を完全に預けることにより、新生児期に夜通しで寝ることができます。
普通は新生児期のうちに、夜通し寝るなんて、ほぼ不可能です。
産後で体のダメージがある上に、睡眠不足。
そりゃ疲れるし、体力回復も遅いし、イライラするのが当たり前。
イライラして、夫に八つ当たりをして後悔するの繰り返し。
家庭内には、ピリピリした空気感が漂う。
産後ケア施設の利用により、この悪循環を断ち切れます。
そして産後ケア施設はママと子どもだけでなく、パパにも大きなメリットがあります。
産後ケア施設利用のパパメリット
家事育児に積極的なパパだとしても、産後は男性も大変です。
家事の分担は増えるし、頻回なお世話が必要な新生児との生活。
ママのホルモンバランスが乱れているので、ママへのフォローや気遣うことも増える。
育休を取得できれば良いですが、なかなか長期間は難しいというのも現実。
赤ちゃんがいる生活の中で、仕事もいつも通りこなさなければならない。
男性の方が早期に、育児と仕事の両立を求めらるなって思う。
出産のダメージがなくても、パパも大変です。
ですが産後ケア施設の利用により、パパも家事から解放されます。
ママと赤ちゃんが施設を利用して、パパは仕事に打ち込むでもいいし、
一緒に産後ケア施設に宿泊して、赤ちゃんのお世話に集中したり、ママとの時間を確保するのも良い。
つまりパパが産後ケア施設を利用してもしていなくても、メリットが大きいです。
例えば共働きの場合。
ママの体力回復が早いことで、予定よりも早期に仕事復帰できることも、視野に入ってきます。(子どもの預け先が決まった上にはなりますが)
予定より早く仕事復帰できるようになり、早期に産後ケア利用施設代が、ペイできる可能性も出てくる。
もちろんママが家事育児に専念する場合も、ママの体力回復が早いことで、生活のリズムが整い、無理なくできる家事や育児が増えてきます。
趣味や自分時間も、確保しやすくなります。
無理がないから、イライラやモヤモヤもグンと減ります。家庭内が平和ですよね。
そうなるとパパも、仕事に集中しやすくなります。
結婚式っておいくら?
例えば首都圏で、親族のみの小規模結婚式で交通等も手配する場合、結婚式代と合わせると、100万くらいはかかります。
ですが産後ケア施設利用の場合、スタンダードなお部屋で2週間利用した場合、平均は半額の50万円ほどです。
もちろん結婚式と産後ケア施設は、全くちがうものです。
でも小規模な結婚式を行うより、2週間利用の産後ケア施設の方が、お値段は半額です。
結婚式も人生の超重要イベントですが、出産も人生において超重要イベントの1つですよね。
産後ケア先進国である東アジアでは、こどもを望む夫婦は、産後ケア施設の利用金額を、貯め始めるという考えがあるそうです。
結婚式をするから、二人あわせて貯金する考えと同じですね。
自治体の補助金を利用する
住んでいる場所によっては、自治体から補助金が出るケースもあります。私も3施設のうちの1施設は、自治体からの補助制度を利用しました。
(冒頭の金額内訳で言うと、施設3です。)
負担金額は、2割です。つまり8割は補助してもらっています。
ちなみに1泊2日の利用の場合、11,000円でした。
これでご飯とおやつがついて、子どもも好きなタイミングで預けられます。
負担金額が2割であれば、利用のハードルは超低いと思います。
もしも補助金がなかった場合、金額だけで言うと、この施設が金額は一番高かったです。
私の場合は、役所で母子手帳を発行してもらった時に、産後ケア施設の補助金の説明がありました。
条件や補助金額は、それぞれの自治体で変わってくるので、きちんと確認してみて下さいね!
追伸:
3つの産後ケア施設に滞在して、キラキラ&映え無し利用者目線での詳しいレポやココだけの話をたっぷり綴っています。
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