見出し画像

あなたの強みは『長く続けていたこと』の中にまさかの大ヒントあり!

塚本りさです。

今回は、『あなたの強みをくっきり浮かび上がせる考え方』について、お伝えします。

タイトルにもあります通り、『長く続けていたこと』の中に大きなヒントが隠されていることがあります。

これは、

・現在も続けていること
・過去に長く継続していたこと

このどちらでも当てはまることです。

逆に言うと、

自分にとって苦手なことやイヤなことって、ビックリするくらい続かないです。

何とか克服しようとしても、かなり難しいってことです。


ちょっと私の例で話をしてみますね。

私は過去、製薬会社の営業(MR)を10数年続けていました。

一度、同じ業界で転職しました。同じ営業の仕事です。

これだけ見ると、『製薬業界がめちゃくちゃ大好き』に見えるかもしれませんが、そうではありません。

キライでは無いが、大好きでもないっていうのが正直な所でした。

でも、10数年も続けていたんです。

製薬営業の仕事をしていた時は、

・比較的にお給料が良い
・福利厚生が手厚い
・有給休暇が取得しやすい

この3つが魅力的だから、この仕事を続けていたんだと思っていました。

私自身もそうですし、同じように製薬会社営業をしていた人たちは、みなさん同じように口にしていました。

会社員として働くには、非常に魅力的な点に感じるのは、間違いないです。

ただ私の中では、この

・比較的にお給料が良い
・福利厚生が手厚い
・有給休暇が取得しやすい

3つは、MRを継続できた1番の理由では無かったんです。

コレに気付いたのは、MRを辞めた後でした。

MRを辞めた後すぐに、異業種に転職しました(詳しい話はコチラ)。

ざっくり言うとこの時の仕事内容は、秘書や事務的なものがメインでした。

ただ、異業種に転職して食わず嫌いもアカンと思っていたので、

ひとつひとつ目の前のことに、集中して業務に取り組んでいました。

少し仕事が慣れて、3ヶ月くらいたった時に、ココロの中にMRの時にはない変な苦しさを感じ始めました。

『少しずつだけど仕事は出来てきているのに、この苦しさは何だろう。。まだまだ私の頑張りが足りないのかな?もっと頑張らないといけない!!』と、思い始めました。

ただそう思うと、ますます苦しい・・。

『なんでこんなに苦しいんだろう?自分が望んでいた働くスタイルだし、一緒に仕事をする人たちも、尊敬する人たちばかりなのに、なんでだろう・・』

ひたすら何でだろうと問い続けました。同時に考えていました。

『どうして製薬の営業は10年以上も継続できたんだろう?』

そうしたら、ひとつの答えが見えてくる感覚がありました。

『私は仕事ではできるだけ自分で考えて自分で決めて、一人で動けることが好きなのかな?』

今までに見えなかった自分の考えが浮き彫りになりました。

異業種転職ということもあり、最初はお給料もかなり下がりましたが、思っていたよりも、困ることはありませんでした。

住民税の支払いに、ビビってたくらい(笑)

福利厚生も手厚くはないし、役員だったので有給休暇もなく、起きている時間は、ほぼ仕事していました。これにも特に不満では無かった。

今まで自分にとって魅力だと思っていたことが、実はそうでもなかったんです。

製薬営業は、かなり個人の裁量が大きい仕事です。他の営業職の人たちからも、ビックリされるくらいです。

基本は直行直帰で車移動だし、担当エリアによっては直属の上司や会社の同僚と、ほぼ顔を会わさないことも珍しくありません。

基本的には自分でスケジュールを管理して行動して、一人で得意先へ向かいます。

会議や研修で一日室内にいると、私は具合が悪くなる感じがするくらいです。

平会社員でも、個人の裁量が大きいので、私は続けることができたんです。

私自身がこの働き方が好きだからね!

もちろん、この働き方が苦痛に感じる人もいると思います。

この事実に気付いた後、同僚たちとも仕事内容を相談させてもらい、営業的な仕事を少し追加することによって、楽しい感覚が戻ってきました(結局、この会社は長男妊娠を機に退社しました)。

あなたが長く続けていたことの中に、強みが見つかる可能性が多いにある。

表面的なことではなく、中に埋もれてしまっている場合もあります。

嫌だったり苦手なことは、本当に続けられませんから。


ぜひ、参考にしてみてくださいね♪


▶note記事よりも『もう一歩深く』学びたい方は、無料メルマガ講座の受講がおすすめです。

おかげさまで、最近はご購読者様が増えてきています。ありがとうございます。

▶製薬営業(MR)についてもっと深く知りたい方はコチラも参照して下さいね。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?