見出し画像

あれ!?私、いつ目を閉じていた!?っていう話。

皆さま、おはようございます。

私は眠くなると、眠気にあらがおうとする癖があります。その眠たいけれど起きようしてウトウトしている最中って、最高に心地良いと思いませんか?
夢に片足を突っ込んでいて、どれが現実かわからないような、体がふわっとするような感じ。私はあのふわふわする感覚がたまらなく好きなのです。


今日、私は眠気と戦いながら動画を編集しておりました。打つ文字も何度も間違えて訂正します。全然作業が進みませんでした。頭が全く働きません。指のチカラが入っていないような感じがします。その思うようにいかない感覚、体が少しずつ軽くなっていくような感覚。これが好きなのです。

私は動画を編集したり "話" や "遊び" を考える時は、必ず頭の中にイメージ映像が流れます。
いつものようにそのイメージ映像を追いかけていました。

自分の経験を思い出します。

小学校の学校の廊下。汚れた臭い雑巾。男友だちが箒で雑巾を打ち飛ばします。離れた場所で塵取りを持った私。その塵取りで汚い雑巾をキャッチしようとしています。勢いよく飛んで来た雑巾が、プラスチックの塵取りの端に当たり、起動を変え、私の顔面に当たります。

「ぎゃははははは!!」
「あはははははは!!」

もーーー!!めっちゃ汚いやん!
最悪ーーーーっ

……はっ。
私は今、目を閉じていました。ちょっとニヤニヤしながら目を閉じていました。いつの間にか眺めていたiPhoneの画面はホーム画面になっていました。

あれ?私いつ目を閉じた??

目が少し覚めたので、またアプリを開いて動画編集の続きをします。自動で勝手に保存してくれなければ、2時間の作業量を失って絶望している所でした。
また脳内でイメージ映像を作ります。思い出しながら作業します。

そう、小学校の頃の、雑巾の話。
男友だちも私も、大笑いしている映像。
懐かしい楽しい思い出。
男友だちは笑いながら私に「雑巾顔面ばばあ」と呼び、廊下に2人で崩れ落ちながら笑いました。


お前も雑巾顔面じじいにしたるわ!と叫びながら、私は汚い雑巾を握り、全力で友だちの顔に目掛けて投げました。友だちは持っていた箒を野球のバットを持つように構え、雑巾でホームランを狙っていました。


箒バットを勢いよく振ります。廊下の壁にかけてあった消化器に当たります。消化器は床に落ちます。安全ピンが外れ飛んでいきます。驚いてバランスを崩した友だちは、消化器のノズルを踏み、足をぐねらせ、尻餅をつきます。

ジュシュワーーーーーーー!!!

薄いピンク色の粉が辺り一面を一瞬で覆い尽くします。周りのどこからか聞こえるキャーやらウワーやらの叫び声。息ができな…


…あ。
私、今…目閉じてる。あれ?いつ目を閉じた?


またです。また私はいつの間にか目を閉じて、夢に片足を突っ込んでいました。一体、いつ目を閉じたのか分析しようにもわかりません。なんとも言えない面白さと不思議さが私の目を覚まします。
iPhoneの画面は動画編集中でしたが、画面に謎のスタンプを押しまくっていました。やり直しです。


小学生の時に雑巾と箒で遊んでいました。箒が消化器に当たり、床に落ちて噴射。廊下一面を薄いピンク色の粉が舞い、大変叱られ、クラスの子ども達全員と先生で1時間ほど大掃除をしたことがありました。泣きながら掃除していました。上履きの裏にも固まった消化器の粉が隙間に詰まり、制服も粉まみれ。粉を大量に吸った友だちは水をたくさん飲んで吐きだし、大変な一日でした。
箒や雑巾で遊ぶのは良くないですね。

さて、何度も編集のやり直しをして無駄な時間を使うなら、ちゃんと寝て疲れをとるべきです。
ウトウトするのは気持ちが良いですが、次の日も寝不足で集中力が落ちるのはよくありません。

編集を諦めた私は、歯を磨き眠るのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?