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「○○」して情報を“モノ”にする


最近、人の情報のやりとり(受け取り方)について
面白い学びがあったのでシェアします📖





その内容とは、
「伝わり方にはレベルがある」
というものなのですが、





もう少し詳しく言うと

人が何か情報を取り入れる時、
感情の入れ込み具合によって 理解度が左右される


自分の感情が多くのった情報は
“モノ″にしやすい

というもので、



これは

💡本や講座で知った内容を確実に自分の“モノ″にしたい時


💡人から貰ったアドバイスを、
聞いておわりでなくしっかり自分の中に落とし込みたい時


💡自分の中に落とし込み、実際に行動できるようにしたい時


にも応用できるのではないか?と思ったので、



今回は👆の内容と絡めて
お話していこうかなと思います✨







それではスタート✨






◆情報を、自分の“モノ”にする





情報の理解度・4つのレベル

情報の理解度は
4つのレベル(段階)に分けられます。



その4つのレベル(段階)とは、

①把握

②理解

③納得

④共感(感情移入)

です。


①→④にいくにつれて
理解度(自分の中での解像度)が上がります✍






詳しく解説していきますね💐





①・把握


大体の内容をぼや~っと、なんとなく覚えている状態。


「ああ、なんかやってたな~(言ってたな~)」
というような、

・興味のない分野
・自分には必要ないな、関係ないな

と当時感じた情報に対してが多い。


もしくは、
・②の理解までたどり着かなかったもの
も含まれます。



たとえば…学生時代、数学が苦手だった方は
「中学の頃、二次関数とかやったでしょ」
「三平方の定理とか、知ってるよね?」などと言われても

『ああ、なんかやったね~
 私あんまり覚えてないけど…(遠い目)』

みたいな反応になりませんか? ソレです。(笑)

(お子さんや年下のきょうだい・親戚に
 言ったことある方もいるのでは?😂)


この段階では、
その情報を自分のモノにしたとは言えません。

食べ物なら、栄養が吸収されずにそのまま排出された状態です。







②・理解


内容を覚えていて、
「それってどういう事なの?」と聞かれたら
見た通り・聞いた通りに答えられるくらい、定着した状態。


・多少の応用がきき

・自分自身がどう思うのかは一旦置いといて、
 「ああ、そうなのね」と
 その情報に基づいた行動をとることができる

というのが基準です。




たとえば…タバコをよく吸われる方でも
・タバコの匂いが嫌いな人の前では吸わない🙅‍♀️
・タバコを吸わない人の前では吸わない🙅‍♀️
という配慮をする方は多いですよね🚬

これは自分のタバコ事情は一旦置いておいて、
「相手が嫌だから」「嫌がる人が多い」
ということを
理解して→それに合わせた行動をしているからだと言えます✨


(つまり、逆を言えば
アドバイスを聞いただけで動けていない人は
ただアドバイス内容を把握しただけ
とも⚠️


人は、本当に必要だと思ったことは
つべこべ言わず行動するので⚡️

「なぜそれが必要なのか?」をふわっとしか分かっていないか、

動くのを面倒くさがりすぎて、
本当は必要性をわかっているのに 気づいていないフリをしているかのどちらかです。)








話を戻しますと、


②理解 の段階でも

・人からのアドバイスを聞く
・自分の行動を変えていく
という面では十分なのですが、


・思考を変えたい
・その情報を完全に自分のモノにしたい
(完全に身につけたい)

という場合だとまだ少し弱いのです。








③・納得


自分ごととして情報を落としこみ、

「あの時の感覚はこういう事だったのか…!」と
これまでの知識経験と組み合わせて、本質に気づいた状態。



💡同じ言葉をそっくりそのまま使うのではなく、
 自分の言葉で説明できる

💡結局、一番大切な部分はどこなのか?
 情報の核(本質)を掴んだ感覚がある



なら、その情報を納得し 自分のモノにできたといえます🌸



例としては、
・大人になってから、親や先生が言っていたことを本当の意味で理解する
腑に落ちる
・違う業界の話を聞いて
「私たちの仕事でいうところの○○かな〜」などと思うように、自分の身近で似た感覚を思い出す
などが挙げられます💐





「納得」できると、

・今までの自分から→なりたい姿の自分へ
 変わった後の感覚を先取りできる


それにより、

・理想の思考を取り入れる
→変化の一歩目がすでに始まっている
ことになり✨




②の理解では行動を変えられるのに対して、

③だと思考+行動の両方を変えていけるのです✨






思考と行動にまで落とし込む、③のレベルまで行くコツは
記事の最後の方でお伝えしますね🌸





④・共感(感情移入)


これは主に、
語り手がいる誰かの話(経験談や過去の話)に対して生まれる
一番精神的に距離が近い状態であり、



時に「これは自分の話なのでは…?」と思うほどの
他人事ではない感じや、


「そうそう!」「わかる~!」と、
気持ちが通じ合ったかのような一種の嬉しさを感じることがあります。




アドバイスを実践する・行動を変えていく、という点では
あまり関係がありませんが、
人と関係を築き、深めていく過程ではこれも大切です☺




しかし、共感・感情移入にはデメリットもあり…

行き過ぎると、「相手は自分と同じだ」と考えてしまい
・自分ではない他人のことなのに
 いちいち悲しんだり怒ったり感情に振り回される
・他人との境界線があいまいになる
(人の事情に勝手に首を突っ込んだりする)
などの過干渉や、
自分のことがおざなりな他人軸になってしまうことも多いため、行き過ぎないことが大切です。









◆思考と行動まで落としこむコツ



先程お伝えした通り、

理想の姿を先取りし(感覚をつかみ)
思考+行動を変えていく
には

とりいれた情報の理解度が
「納得」までいくことが必要です。




 




そして、その「納得」までいくコツとは



この記事のような、情報や知識を並べたものなら
自分の経験と照らし合わせること



誰かの話なら
その人の背景や思い(なぜ○○したのか?など)に注目し、
その人が伝えたい核を想像すること





→まとめると、

とりいれた情報に対して、自分の中で

「つまり?」
「これの本質は?」
「結局相手は何が言いたいんだ?」

というような、内容を要約する自問自答を沢山行うこと✍


そうすることで、
物事の本質を見抜く力 ≒ 論理的思考
も身についていきます💐







◆確実に変わっていくためのステップ


とは言え、最初はそもそも

自分の経験に落とし込めない…
今までそんな風に考えたこともなかったから、難しそう…

となって当たり前です。



実際私もそうでした😂自分で考えず、貰ったアドバイスもふわふわ~んとただやっていたから
→変わった結果もふわふわ~んとしていた😂

「自分はどうなりたいの?」という軸や本質が抜けていたため、現状は改善したとしても方向性は
あっちにフラフラ~
こっちにフラフラ~していました😂
結果的に、多くの時間をロスしたなと思います。
(今では、それもまた良い経験だとも思いますが!)



なので、これは人生を向上させていきたい時
全てに言えることなのですが…


人は

とりあえず変わりたい!現状打破したい!と考える




やれそうなこと、必要そうなことを片っ端からとにかくやってみる
(②理解 の段階ですね





少しずつ変わり始め、ほっとすると同時に
ただガムシャラな努力では限界を感じて伸び悩む




情報や貰ったアドバイスの本質について・
自分の変わりたい方向性や、軸について考え始める

(③納得 まで落としこむ作業のことですね✨)




考えた内容を実際の行動にも反映させ、
どんどん思考⇄行動の両方からアプローチしていく

(いわゆるPDCAサイクルを回す、というもの✨)


👆こんなルートを辿ることがほとんどなので、


変わりたい!と思い始め、
まだまだ発展途上だ!と思う方は →②理解の段階に、

色々やってきたけどなんだかパッとしない…
変わりたいけど方向性が迷子、という方は →③納得の段階

特に力を入れて取り組むとよいと思います✨








💐さいごに

理解だけでは未熟、毎回納得までいかないとダメ
…という訳ではないので、


何か、○○について深めたい!
情報や知識を自分のモノにしたい!

…と思うものに対して


今現在
①把握レベルが多いなら →②理解レベルまでいけるように
②理解レベルが多いなら →③納得レベルまで落とし込めるように


人間関係をさらに深めたいなら、
③納得レベルから →④共感しあえる瞬間を追い求める



…といった具合に、
更にステップアップしていくぞ!という感覚で


この4段階を活用していただければと思います✨







最後までお読みいただき、ありがとうございました💕







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