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#9 「決断」に重要な意味はない。

仕事が本格的に始まってから初めての朝活、6:25には起きようと思ったのに起床したのは結局6:45。20分も多く寝てしまったと思うか、20分で済んでよかったと思うかは人それぞれだが、睡眠おばけの自分にとって、布団の中での葛藤がたったの20分で済んだことを褒めてあげたいと思う。そんなことを思っている1/11の朝です。

今日のお題は「最近泣いたこと」。
本当に素直に最近泣いたことをかくと、遠距離恋愛中の彼が年末年始に東京に戻ってきたのですが、また遠征先に戻ってしまう日がだんだん近づいていて、それで、まだ会える日は残っているのに、なぜか無性に寂しくなってしまって、勝手に涙が出てきたりすることがあります。お相手もどうしようもできないのに、困っちゃいますよね。笑

遠距離恋愛は今年で4年目に突入します。はじめはちょっとした旅行感覚で楽しいなんて思っていたけれど、3年目くらいになってから、じわじわとその難しさを感じるようになりました。

彼のことを信用していないわけではないのに、でも完璧に不安を除くことはすごく難しいことだと思いました。
それは現状に対する不安(浮気など)と将来に対する不安(本当に戻ってくる?私は結婚願望ありなので、結婚できる?など)です。

昨年の9月ごろ、勇気を出して彼に将来のことを考えているかと問うたことがあります。その時に、腹を割って色々と話し合いました。その時、彼のこぼしたある一言で、私の彼に対する全信頼が打ち砕かれるということがありました。彼が言った言葉は悪意のない鋭利な刃物のようなもので、今でもその時の感情を思い出すと、涙が出てきそうになります。その時に私は、「世界で一番信頼している人への信頼も、こんなにたったの一瞬で全部無かったことになるんだ」と絶望したのを覚えています。

私の彼は本当に愚直で、不器用な人なので、彼に悪気や他意はないことはわかっていたので、(それがさらに辛いのですが)その後ちゃんと話し合い、その一件については許すことにしました。悪意やそのつもりがなくても、自分の放った言葉で、相手がどう思うか、常に想像力を働かせてコミュニケーションをとっていきたいとその時強く思いましたし、それが彼のよくないところであると感じることもしっかりと伝えました。「そのつもりが無かった」と言えば、相手を傷つけていい理由や免罪符にはならないと思うからです。

その一件は許したものの、やはりすっかり元通りの、全幅の信頼を寄せるというのはなかなか難しいことで、頭の片隅に彼の放った言葉がいつもへばりついています。「もしかして…」とか「私に隠れて本当は…」みたいな、ありもしないことを想像をして、勝手に悲しくなる自分がいたりもします。

「遠距離恋愛を成功させる秘訣は、相手のことを信じること」とよく言われますね。本当にその通りだと思います。相手のことを信じることがベースで、そこが崩れると二人の関係性にも、自分自身の生活にも、色々と支障が出てきます。相手を疑って思いもよらず傷つけたり、自分自身に我慢ばかりを強いて、知らぬ間に苦しい思いをさせたりします。物理的な距離なんて関係ない!と思っていましたが、程よいペースで会える距離にいることが、恋愛においては意外と大事な要素なのかなと思いました。

色々と難しい問題が山積みで、不安も全く無くなっていませんが、私はお相手を信じることを決めました。他の人の意見は無視して、自分の信じる道を尊重したいと思います。

今この文章を書いていて思い出したことがあります。
それは私の尊敬する師匠の言葉です。「決断に重要な意味は大してない。だからとりあえず決めてしまえ。重要なのは決断をしたあと、その決断を正解にする行動をすることだ」と。

大きな決断をしたかのように感じてしまいますが、私はまだたったの決断をしただけで、スタート地点に立っただけであります。決断に大きな意味はありません。この決断を正解にするか、はたまた後悔が伴うような不正解にするかは、私がこれからどんな努力をして、どんな行動をして、どんな選択をしていくかによるのです。なので私は、自分の決断を正解にできるような努力を、積み重ねていきたいと思います。

最近泣いたことから謎に決意表明になってしまいましたが、滅多に泣かない私が泣くのはこの問題くらいなのです。

たまたまこの文章を読んでいる遠距離恋愛中の方に少しでも「一人じゃないよ!私もだよ!」と伝えることができたら、ちょっと嬉しいなと思います。

楽しいことも、しんどいことも、振り返れば全部経験して良かったなと思えるように、今を一生懸命生きていきたいデスネ!!

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