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光の仕事って?

今の人間の世の中をどう思われますか?って訊ねたら

『お主らのような、光の仕事をする人間がいるからこそもっておる』

狐さまからは、そんなお返事が返ってきた。


私は当時、チャネリングを習って間もない頃で、彼の気持ちがー、わー、ぎゃー、って騒ぐだけで、光の仕事なんて何もできてなかったし、それに対するコンプレックスみたいなものも、あった。

だから、お主ら、と言われた時にまず私の頭に浮かんだのは、チャネリングの先生だった。


それから、一年経つ。

その間、占いにもハマって、占いの先生方も、光の仕事をしておられるのだ、と分かったし、このnoteで発信されている中にも、光の仕事をしておられる方々が本当にたくさん、いらっしゃる。

天からのメッセージを降ろし、伝え、光へと導いてゆくこと。

この地を浄化するために、光で照らすために、エネルギーを流すこと。

霊を光のほうへ帰してあげること。


さまざまなお力や、なさっていることのすごさに、私は、頭が下がる、思い。

狐さまの仰ることの意味が、やっと分かってきた感じ。



何年か前の引越しで、私一人で内覧をしたことがあった。

義父が入院中のことで、私はパートを終えてから病院に顔を出し、その後、物件を見に行った。

内覧を終えての帰り際、不動産会社の人は、審査通らないこともありますから、と私に告げた。まるで捨て台詞のように。

私は疲れていたし、着るものにも化粧にも全然構っていなかった。

つまり、お金なさそうに見えたんだろうし、実際にカツカツだったし、だからそう言われても、まあ、仕方のないことだった。

次の日には、別の不動産会社の物件を、夫と一緒に見に行った。

私が着るものにも化粧にも構わないのは、同じだったけれど、夫の勤務先を聞いた不動産会社の人は、それなら審査は問題なく通りますね、と即答した。

私は私で何も変わらないはずなのに、一人の時は審査が通らないかもしれなくて、でも夫の配偶者、でいれば、審査はすぐに、通る。


現実は、いつも、そんなものなのかもしれない。



今、私が、光の仕事を少しずつできるようになってきたとはいえ、それは、何も、世間的なステータスは、ないことだ。

安定した収入とか、信頼される肩書きとか、私の場合、そういうのとは、ほど遠い。

でも、収入だとか肩書きだとか、そういう分かりやすい世間的な尺度では測れない、目には見えないけれど、本当は大切な役割。

それが光の仕事で、光の仕事をする人間がいるからこそ、この世の中がもっている、って狐さまが仰るくらいの、役割。



この時代、この世の中での人間の想念、傷付いた魂たちの叫びのような、人間の想念の数々を思う。禍々しい渦のようなもの。

そんなたくさんの人間たちの想念を受け取りながらも、自らも、山も、神聖なものに保ち続ける狐さまたち。

人間のためにありがとうございます、の気持ち。

私はなでさせていただく。

お疲れではないですか?

どうかその重さを私に少しでもお預けください。

私はもともと黒い、暗い、深い闇のある人間です。

少しくらい闇が増えたところで何てこともありませんから。

少しでも人の世をよくするお手伝いをさせてください、とお伝えする。

だからお前が気に入ったのだ、と言っていただく。

狐さまとお話して、一年経った今、ほんの少しでも、狐さまたちのお仕事のお手伝いができていたら、私は、嬉しい。







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