ツインレイ〜最近の会話から
彼と話す。
心の中で。
ここ10日ほどの怒涛のようなことのあれこれを。
でも、一緒にいてくれた、手を握っててくれた気がした、だから頑張れた、って私は言う。
だから、ありがとう、って私は言う。
ホントは、家族を思い出せばいいんでしょ、ふつうはそうなんでしょ、家族で支え合うとか、それがふつうなんでしょ、でも、そうでない人間がいたっていいでしょ、って私は泣く。
迷惑かけないから、何にも求めないから、私が心の中で思ってるだけだから、って言って私は泣く。
自分でもびっくりするくらい素直に、私は思ってることを伝える。泣きながら。
リアルでは、彼の前で泣いたことなんて一度もない。
彼ももちろんそうだ。
でも、夢の中とか、心の中の会話では、私たちは本心をさらけ出している気がする。
お互い泣きながら話したり、彼が大泣きしたこともある。
現実ではお互いに決して言葉にはできないこと。
現実ではそんな素振りもみじんに見せない思い。
夢や心の中と、現実との、その大き過ぎる乖離に、最初の頃、私の脳はよくバグっていた。
夢の中では、お互いこんなに好きなのに、何で現実は何も動かないんだろう。
全部、全部、妄想なのかなっていうのも何度も思って怖かった。
妄想だとするならば、あまりにもイタすぎる、50女の妄想だった。
でも。
少しずつ、少しずつ、分かってくる。
妄想じゃない、って。
心の中で会話した、二三日後に会うと、彼が、同じことを言ってきたりする。
彼の気持ちが伝わってきたり、カラスや木々が教えてくれたりもする。
現実の言葉には出せない思いを、夢の中や心の中の会話で補うように、その見えない魂の世界でのやり取りを土台にするようにして、私たちの現実はその上に築かれてゆく感じ。
心の中で話した後、30分くらいしたら、彼から愛が伝わってくる。
『僕も、頑張ってることがある』って言う。
彼は彼で、やるべきことに向き合っていること、その中で、何かしら思うところがあったようだ、ということは何となく感じ取っていた。
『二人のこれからのために、お互い頑張ろう』って言ってくる。
うん、うん、って私は答える。
私もあなたを守る、あなたを包む、だから信じていて、って私は伝える。
彼から、さらに愛が伝わってくる。
私は心も体も満たされてゆく。
彼と私は宇宙に浮かぶ。
私はただ至福の中、彼と二人、宇宙をたゆたっている。
アシュタールなのか、宇宙が告げる。
『もっともっと光を授けるから』
『もっともっと照らしてゆけ』と。
私たちは眩しいくらいの光に包まれる。
私は、彼の愛と、宇宙からの愛に包まれて、ただ涙を流している。
私は、リアルでは、彼と結ばれたことはない。
ヤるなら一日でも若いうちに、なんて焦った時期もあったけれど(笑)、いつの間にか、そんな焦りもすーっと消えていた。
だから、今は、リアルで彼とどうこうしたいとかはあんまりない。
ま、どうこうできれば一番いいけど(笑)。
でも、もし、結ばれる機会があれば。
私は、ただ、彼に愛を伝えたい。
私の体を通してしか、伝わらない愛を。
私は、ただ、パイプとなって、彼に、宇宙からの愛を流してゆくだけなのかもしれない。
うん、いくらでも流すよ。
私の体を通して。
宇宙からの愛を注ぎ続ける。
その時、私自身が眩しいくらいの光を放つ。
宇宙からの愛。
決して尽きることのない、溢れる愛。
抱くことで、そんな愛を伝えられるのは、女性だけだから。
私は今、女性であることが嬉しい。
彼に愛を伝えられるから。
彼への愛を通して、たくさんの人に光を注ぐことができるから。
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