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転職しました

はい、タイトルの通り
実は今年9月に転職をしました。

社会人8年目、3社目です。

わざわざSNSとかで宣言しなくてもいっか、って思ってたけど、
今年4〜5月の緊急事態宣言期間中、私たちが運営する店舗も一部営業休止になって売上前期比5%みたいな壊滅状態だったとき、
SNSで呼びかけたら沢山の友だちがECで商品を買ってくれて、めちゃくちゃ嬉しかったんです。

購入者一覧が知ってる名前ばっかり…
なんて嬉しいことある?

2社目で働いていた約2年半のなかで、
間違いなく、1番嬉しい瞬間だった。

だから、あの時の感謝も込めて、そして自分の振り返りも兼ねて、
初めてnoteを書いてみることにしました。

▼目次
・なぜ辞めたのか
・今はなにをしてるのか

なぜ辞めたのか

2018年2月から約2年半働いた株式会社セルフィユは、ジャムやディップなどの瓶詰食品の企画販売を行う「セルフィユ軽井沢」というブランドを運営していて、
今は全国3ヶ所(軽井沢・東京・大阪)の直営店舗とオンラインショップで販売しています。

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(パティシエカメラマン翼さんがとってくれたお気に入りの1枚)

店舗の販売メンバー以外の社員は、社長・先輩・私の3人だけ。
主に商品の企画開発や販促の担当として入社したけど、
いつの間にか、発注や在庫管理、オンラインショップの管理、SNSの運用、たまに広報など…
自分のメインの仕事の”前後”を巻き取っていった結果、かなり業務範囲は広がりました。
(やめる前、”どんなことも自分ゴト化して仕事を巻き取ってくれましたね”と社長に初めて褒めてもらった)

ちなみに先輩は、店舗統括、営業(卸売)、人事、経理、労務の担当。
社長は、いわゆる経営系の数字管理と、先輩・私の業務全ての”報連相”相手、そして週末は店舗勤務と配送ドライバー。

もちろんお互い協力し合うけど、
基本は各々が目の前のタスクを着実にこなしていくような雰囲気だったかな。
(そりゃこの人数だから当たり前か)

仕事をしていくうちに、1人で判断できることが増えていくのは楽しいし、周りから信頼してもらえてる実感もあったけど、
私としては、なんだかちょっと物足りない気分。(ここ的確な言葉が見つからない)

" 本当はもっとじっくり皆で検討したい "
" 別の視点からの意見がもらえたら…"

自信がないわけじゃないけど、
そんな気持ちも常にあった気がします。

次第に
 " 広く浅く それっぽくこなす ” ことを体が覚えて、慣れてしまっていることに気づいて、
私はこのままでいいんだろうかっていうモヤモヤがちょっとずつ増えていきました。

「きっと努力が足りないんだ、言い訳してないでもっと頑張れ!」って自分で自分に言い聞かせてみるものの、
1人で深堀りするのはどうしても難しくて、
ちょっと頑張ってみては失速し、そんな自分に凹んで、またちょっと頑張っては心折れて…と、ぐるぐる状態。

ふと立ち止まって考えてみた時にやっと、

「いろんな仲間たちとあれこれ議論しながら一つのものを作っていく」

私は仕事のそんな”過程”が好きだったんだなと気付きました。

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(1社目の仲良い先輩たちと。よく新橋の飲み屋で「今の会社の〜〜がよくない!」「もっとこうしたいのに!」って延々と話してたのが懐かしい)

元々私はあんまり人とベタベタした関係を好むタイプでもないし、
自分でやった方が早いじゃん?って思って、比較的1人でもくもくと動いちゃうタイプ。

だからこそ転職したばかりの頃は
「よし、ばりばり働いて自分で結果を出すんだ!」って意気込んでたし、
ある程度名前の大きな1社目を辞めた以上「ちゃんと結果を出したい!」っていう負けず嫌いも結構あったと思う。

けど、ずっと1人で志高く頑張り続けられるほど、自分は強くもないし、賢くもないってことを痛感しました。

振り返ってみれば、学生時代の部活やバイト、会社のプロジェクトやフェスのボランティアなどなど…

どれもチームだからこそめんどくさいこともたくさんあるんだけど、
結局その遠回りしてる過程に、いろんな気付きやきっかけが詰まってて、刺激的で、楽しいんだよね。

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(旅祭のボランティア。この年が1番大変だったけど1番思い出深いかも)

そんな気づきをとある人にぽろりと話したら、

「利光さんにとって、仕事にやりがいを感じる瞬間が ”チームで一つの目標に向かって動いてる瞬間” だとしたら、今の環境で1人で頑張ってどんなに大きな成果を出しても、やりがいは感じられないんじゃない?」

って言われて。

その言葉にものすごく納得してしまって、
細々と転職活動がスタートしました。


え、そんな理由で?って思う人もいそうだけど、自分にとっては結構大きなポイントだったんだと思う。

これがよくいう「どうなりたいか」じゃなくて「どうありたいか」が大事ってことなのかな。

「どんな時が楽しいのか、嬉しいのか、アドレナリンが出るのか」っていう自分の内側からエネルギーが出る瞬間を、ちゃんと自分でわかってあげるのってめっちゃ大事ですね。


でも、「利光さんのミスで会社がつぶれることはないから大丈夫だよ〜」っていってなんでも自由にやらせてもらえたセルフィユには本当に感謝してるし、
いろんなドタバタを含めてこの会社に転職してよかったなと思って卒業できました。

これからは1人のファンとして、応援したいと思います!


・今はなにをしているのか

長くなってきたので、ここからはさくっと。

2020年9月から、「macaroni」という食を中心としたライフスタイルメディアを運営する会社で働いています。

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担当はタイアップ案件の企画。
クライアントの商品をどう訴求したらいいかを考える人です。

企画自体も考えるし、時には商品写真のスタイリングもするし、記事の文章も書くし、もしかしたら記事や動画のなかにしれっと登場することもありそうです。

まだキョロキョロしながら周りの人の後ろをくっついてるような状態だけど、結構みんな個性豊かで楽しいです。

なぜmacaroniか、というと理由は2つ。

①やっぱり食に関わっていたかった
②商品やブランドの魅力を広める仕事がしたかった


①は語ると長いから割愛します。笑

でもやっぱり好きなものに携わっていたいし、自分の会社の商品やサービスをちゃんと好きでありたい。
それだけはブレなかった。

②については、
1社目でも2社目でも、「どんな商品作るか」と同じくらい「この商品の魅力を、誰に、どこで、どう伝えるか」がとても重要だと痛感してました。

例えば、どんなにいい商品でも、存在自体を知られていなかったり、パッケージが分かりにくかったりするとなかなか売れない。
逆に、中身は全然たいしたことなくても、売る場所や広告宣伝がうまいとすごい売れる。

いいものを作れば売れるんじゃない、ということは分かったけど、やっぱりいいものがちゃんと売れる世の中がいいな、そんな気持ちも結構あります。

だからこそ、お客さんに商品のどんな魅力を切り出して、どうやって伝えるかをもっと勉強したいなって思っていたなかで、
2社目でSNS(instagram・LINE)やEC(商品ページ・メルマガ作り)を担当するようになって、webでお客さんと直接コミュニケーションをとる楽しさと難しさを実感しました。

私ももうすぐ30歳。
20代最後の年に、全く違う畑に飛び込んでみるのもいいんじゃないか?
という流れです。(だいぶはしょった。笑)

いつかまた「やっぱり事業会社にいきたい」とかいうかもしれないし、
D2Cもかっこいいなって思うし、
本業とは別で、キッチンカーとか小さな食堂とかもやってみたいな…なんて思ったり。

でもとにかく今はまず目の前のことをコツコツとやっていきたいと思います。

(とにかくコツコツしかないって一昨日市川猿之助さんがTVで言ってた。)

最後になりましたが、
私の在籍中にセルフィユ商品を買ってくれたみなさん、本当にありがとうございました!
できればこれからもご愛顧のほどよろしくお願いします。

そしてECやSNS、広報に注力しようと決めてから、周りのプロたちにたくさん助けてもらいました。

特に、
メルマガやページ制作をいつも助けてくれた、ひろきんぐ。
プレスリリースや広報のアドバイスをくれた、たろう。
web戦略を考えてパワポまで作ってくれた、はせ。
ECのことを細かく教えてくれた、じょん。
インスタ運用のアドバイスをくれた、たむ。

めちゃくちゃ心強かったです。
完全にSpecial Thanks

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(はせの誕生日会にて。みんなめちゃいい顔してる)


ふぅ、なんだかnoteって緊張するね。
ちょっと赤裸々に書きすぎたからか。

やさしい心で読んでください。(最初に言っとけばよかった)

でも、またなにかをテーマに書きたいな。

end


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