"夢"は捨てちゃいけない
みなさんには叶えたい夢や目標はありますか?
もしくは、もう叶いましたか?
私は小さい頃から、絶えず夢がありました。
幼稚園の頃は絵を描くことが好きだったので、
幼いながらも画家になりたかった。
小学校に入学すると、当時流行っていた月刊漫画「ちゃお」にどハマりして、マンガ家になりたかった。
小学2年生の頃にはテニススクールに通い始め、“テニスの選手”になりたかった。
そして幼い頃から身長が高く、小6には168cmもの巨大少女だった私は、モデルになりたかった。
ちょうどその頃歌手のYUIが大好きだった私は、モデルもいいけどやっぱりYUIみたいな歌手になりたいと思い、ギターを習い始めた。
毎日夜寝る前に、口パクでipodを聞きながら歌手になりきって練習?したのを覚えてる。(笑)
中学に入学してからはバレーボール部に入り、部活漬けの毎日だった。
選抜にも選ばれてそこそこ目立つ選手になれた私は、このままバレーボール選手になろうかなと思った。
でもやっぱり、心からバレーボールが好きではないと気づいた。
私はファッションが好きだった。
小学校3年生で「ちゃお」を卒業し、4年生くらいから「ニコ⭐︎プチ」や「ニコラ」のファッション誌を経て、「Popteen」「ViVi」と、ずっとファッション誌に触れてきた。
ファッションの自由で個性豊かな感じや、モデルのキラキラした生活に憧れた。
雑誌の影響もあり、次第に服に興味を持ち始め、将来はスタイリストかデザイナーになりたいと思い始めた。
ある日、母に「おもしろい番組やってるよ」と言われて見たのが、今は無き番組「仕事ハッケン伝」の”平山あや×ファッションエディターパリコレSP”だった。
ものすごくカッコ良かった。
なんだかワクワクした。
進路を決める時期がやってきた。
自分の決断にまだ自信が持てなかった私は、服飾の専門学校に行く勇気はなく、家政系が学べる普通科の高校へ進学。
高校にいる間もいろんなファッション誌に触れた。
次第に、「服」よりもファッション誌に憧れを抱き、いつかテレビで見たファッションエディターになりたいと思いはじめた。
ちょうどその頃、「プロフェッショナル仕事の流儀」で、「VERY」今尾朝子編集長の特集をみた。
食い入るように見た。心が高鳴った。
わくわくとドキドキで胸が溢れて、なぜか涙がでてきた。
これが本当の「好き」なんだ
と思った。
そこから私の夢は編集者になった。
幼少期からコロコロと夢を変えてきた私。
今までの"好き"とは明らかに違う、わくわく感や体から溢れでるアドレナリンを初めて感じた。
大学は、出版業界に強い大学に進学しようか迷ったが、ファッションについてもっと深く学びたいという思いが勝り、ファッションジャーナリズムも学べる服飾の4大に進学。
大学生活は今までの学生生活の中で一番楽しかった。
学びたいことが学べて、みんな"自分"を持っていて、個性豊かな人たちばかりで、毎日が充実していた。
大学時代には、編集プロダクションと出版社でインターンもした。
雑用ばかりのインターン期間だったが、編集部の方々の仕事ぶりには圧倒されたし、かっこよかった。これが本当にやりたいことだったと今になって思う。
私は新卒で、編集者の道へは進まなかった。
希望していた出版社は落ちてしまい、現職は企業理念に惹かれて入社したものの、やっぱり心の中には編集者という、捨てきれない夢がある。
その夢を叶えるのはいつか?
こんなに好きなことなのに、最後まで諦めないで挑戦したか?
好きなことをこのまま終わらせていいのか?
もし、この世界があと10年で終わるとしたら、何をする?
納得いくまで挑戦して、失敗したらそれでいいじゃないか。
きっとこのまま夢を諦めたら100%後悔する。
私は転職活動を続けながら、夢を実現させるために、編者・ライター講座を受けることにした。
それが現在。
今の私。
思えば小学3年生から触れてきた雑誌。
読むジャンルや系統は、大人になるにつれて変われど、ずっと雑誌が好きだ。
幼少期から変わらず好きなことが今の自分に繋がっているなと思う。
"好きを仕事にする"
そう簡単なことじゃないだろう。
でも後悔は絶対にしたくない。
だからやる。
自分の人生。変えられるのは未来だけ。
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