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無題感性

午前8時18分、電話のバイブ音で目が覚める。

寝ぼけ眼で名前を確認するや否や、すぐに応答した。
「もしもし、おはようございます!どうしましたか??」


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電話の内容は、だいたい予想ついていた。


昨日の朝、電話主はバイト先の先輩だった。
私と同じ地元に住んでいる彼は、結構気軽に散歩とかドライブとか遊びとか誘ってくれる。
今日もきっと何かの誘いだろうと思って、電話に応答してみた。

「おはよう、今日の予定は?」

私は就活落ち着いてもないけど、この日は一日映画館で映画を4本見る!って決めてた日だった。
でも、それはいつだってずらせる。

「特に予定ないですよー!」

「じゃあ、ドライブに行きましょう!」
「やった〜〜!!はい、行きます!!」
「ちなみに、りさが知らない人もいるんだけど...いいよね?」

後出しジャンケン。やっぱやめときます、すみません。なんて言える人いるのかな?笑
でも私は、新しい人と出会うのが大好き。出会いは私自身を広げてくれる。もちろん答えは「はい、大丈夫です!!」
「じゃあ、9:30にお迎えにあがります!」


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初めて会った方も、先輩と同じ二個上だった。
しかもその方、私の他中の友達のお兄さんだった!
(なんなら誘ってくれた先輩も、私が仲良い男友達のお兄さんです。)

そんな歳上二人の方々と、昨日は約18時間もの間ドライブしていた。
一日中運転してくださったお二方、本当にありがとうございます。。


なんで私が昨日呼ばれたかっていうと、
もともとその二人は違う友達たちとドライブする予定だったみたい。
で、その友達たちにサプライズでスポーツカードライブを用意してたけど、来れなくなってしまって、
同じ地元の私を誘ってくれたという成り行きです。


昨日はほんとに帰国後一番レベルに一日中楽しくて、年上の方と話してていろいろ思うことがあったから、noteに残しておこうと思いました。


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🚘→🍦→🍣→⛳️→🌊→🍜→♨️

海の方にドライブに行きました。パターゴルフ対決したり、海を眺めたり、新鮮なお魚食べたり、温泉入ったり、超お腹空かせて夜ご飯食べたり、ほんとにどこを切り取っても楽しかったなぁ!ドライブ大好き。

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私はその先輩のことを尊敬しているのですが、
彼の友達(昨日初めましての人)も素晴らしかった。


ひけらかさない謙虚さの中に一つの情熱を灯していて、寡黙な中に野望を秘めているような素敵な人。

詳しいことはあんまり言わない方がいいと思うけど、彼の友達は現在発達障害の子供に関する研究をしている院生です。

来年から教師になる彼の人生の最終的なゴールは、教師を続けることではなく、発達障害の子供たちのための"何か"を立ち上げることだそうです。(私がこの"何か"をあまり覚えてないor理解してなかった)

発達障害の子供たちが生きやすくなるような、もしくはより人々に理解してもらえたり、共存を一助できるような。


彼と二人で話している時に、こう言っていました。 
「公務員が安定職だから続けたいとかは思わないし、自分はその小さな夢に向けてのノウハウを教師をする中で学べたらいいなと思って...」

すごく申し訳なさそうに、小さな声で語るのが特徴的な方でした。「ごめん」が口癖な感じの。
(暗い人ではないです)


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全ての年上ってわけではないけど、
私は年上の人の話を聞くのが好きです。

尊敬している年上の人の話を聞くと、
毎回何か心の中に大きなものを残してくれる。

なぜか私自身も、年上の人には素直に自分の気持ちを話せる、自分をさらけ出せる。

将来の話をする時も、同い年にはみんなと違う存在になるのが怖くて、自分から勝手に譲歩して「就職して...」って話してしまうことも、

年上の人に本音で話してみると、今の私の気持ちをそのまま受け入れて抱きしめてくれる感じ。

世の中の当たり前は決して当たり前ではないと知っている大人が、私の周りには多い。


そんな社会不適合者の私を、(心の内では何か思いながらも年上だから口を挟まず見守ってくれる方もいると思うのだけど、)

昨日の二人は、今の私の悩み抜いた答えに心から感動してくれているとわかってとても嬉しかった、話して気が楽になった。少しだけ、自信も出た。



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今目の前に広がっている現実が、世界の真実なんかなわけじゃ決してないから。

小さい頃は学校が世界のすべてだと思ってたなぁ〜


大人になればなるほど、自分が何をしたいかなんて分からなくなる。すでに社会の中にあるものに、自分の将来像を無理やり当てはめていく。そうやって私という人間が、私の人生が、社会という傲慢な組織に吸い込まれていく。厄介だなぁ社会なんて構築物は全く。社会の外の中で生きられたらいいのに。

あの頃みたいに理由のない主張は、実らない、許されない。社会化を通して、そういう虚無な現実を学んでいく。


就活でいろいろ思うことがある中で、中2の頃よく聞いていたバンドを最近聞き返している。
そして、当時の私の音楽センスにびびってる。
というか、この歌詞の意味を当時ほんとに分かってたのか?ならすごいよ。多分、カッコつけて分かるフリしてただけ。今はわかりすぎるくらいに、このバンドのメッセージがわかる。


BUMP OF CHICKEN


ライブにも一度行ったことがある。
この世の絶望を歌い、そこに希望を見出してくれるような素敵なバンドです。
曲の中からメッセージを探したいような曲が好きな人(日本語大丈夫??笑)は、是非一度聴いてみてください。

たくさん好きな曲あるけど...
・才悩人応援歌
・HAPPY
・ひとりごと
・流れ星の正体

この世界を生きるには繊細すぎる人たちに届きますように


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昨日、ドライブしながら先輩の友達が
「小さい頃聞いた曲が結局一番残ってる」
とボソッと言ってました。

確かに。

コブクロ、絢香、GReeeeN、ファンモン、嵐.......

ここら辺の、(失礼だけど)泥臭く青春や人生を熱く歌っている人たちの世代です。
最近は、あいみょんとか米津みたいに涼しげな歌とともに学生生活を送ってるのかな彼彼女たちは。

私の小学時代は、こういう暑苦しいアーティストとの思い出で良かったなぁ
曲は思い出や温度と結びついているよね


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先輩もnoteをやってるので、もし私のこの記事を見つけたら...温かく見守ってください😁そして、こっそり「みたよー」って教えてください。笑

恥ずかしいけど....