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相手が前のめりになる文章、書けていますか?実は、あるテクニックを使うと簡単に興味を惹きつけられます。

「えっ?なにそれ?気になる」
「それってすごいね!もっと教えて」

こんな風に読者が前のめりになる文章を書けていますか?

なかなか自分のライティングに
自信が持てない人も多いのでないでしょうか?

せっかく何時間もかけて書いた文章なのに
誰も読んでくれなかったら悲しいですよね…。

できることなら、読者をパッと惹きつける
魅力的な文章を書きたいと思う人も多いのではないでしょうか。

実は、あるテクニックを使うと、
簡単に読者の関心を惹けちゃうんですよ。

しかも、わりと簡単。

これを覚えておくと、
SNSやブログだけじゃなくて
いろんなビジネスに応用できますよ。

今回お伝えするのは以下の3つ。

・「差」を使う
・「比較」する
・「繰り返す」

順番に解説していきますね。


「差」で印象的な文に仕上げる

人は、文章の中に「差」を感じると
興味・関心を抱きやすくなります。

「差」は、以下のような流れで
ストーリーを語ると簡単に作ることができるのでオススメです。

・良い状態→悪い状態
・悪い状態→良い状態

例えば、以下のように語ると
興味が惹かれると思いませんか?

【「差」なし】
このお店の料理はおいしかった。


【「差」あり】
お店の外観はお世辞にもキレイとはいえず、今まで入ろうとは思わなかったが、勇気を出して入ってみて良かった。このお店の料理はおいしかった。

このような感じで、
「悪い印象→良い印象」という感じで
内容に落差をつけるとグッと惹き込まれますよね。

商品・サービスのレビューを書くとき等に
使いやすいテクニックかと思いますので
ぜひ、活用してみてください。


「比較」で深く伝える

人は、いつだって「比較」することで情報を判断しています。

例えば、以下の文章は
喜んでいると思いますか?
悲しんでいると思いますか?

今月の稼ぎは5万円でした。

ちょっとこれだけだと
この人にとっての「5万円」が
多いのか、少ないのかが分からないですよね。

一緒に喜べばいいのか、一緒に肩を落とせばいいのか…

判断できないかと思います。

これが、もし、以下のように書かれていたらどうでしょうか?

先月の稼ぎは15万円だったのに、
今月の稼ぎは5万円でした。

同じ文章なのに、
比較対象が明記されるだけで
真意が伝わりやすくなりますよね。

真意が伝わる文章は
人の興味も惹きやすくなります。

以下の例もお読みください。

【比較対象なし】
ライティングが上手くなると、ビジネスが楽しくなります。

 ↓
 ↓

【比較対象あり】
ライティングが下手だった過去の私は、全く稼げずに仕事が苦痛でしかありませんでした。でも、文章術を学び、相手の心を動かせるライティングテクニックが身に付いた今は、ビジネスがとても楽しいです。

こんな感じで「過去の自分」を
比較対象とするのもオススメです。

グッと文章に躍動感が出たと思いませんか?

「書いた文がパッとしないなー」ってときは
比較対象を文中に入れることも検討してみましょう。


「繰り返し」伝えて印象に残す

ライティングの勉強をしていると
「同じことを何度も書かない」等と
書かれていますよね。

でも、私はこれは一概には言えないと思っています。

だって、人は1回読んだだけじゃ忘れますから。

繰り返し、繰り返し伝えて、
やっと相手に覚えてもらえます。

人は、1時間後には情報の約50%を忘れ、1日後には約70%忘れる。

心理学の実験では、上記のような結果を示しているものもあるんですよ。

あなたが一生懸命に伝えても
相手はそれを忘れます。

忘れたら、もう一度伝えればいいんです。

伝えたいことは何度も何度も伝えましょう!

その際に、以下のような一言を添えておくと
内容を強調できるのでオススメです。

  • 「最後に、もう一度繰り返しますが…」

  • 「念のため、再度確認しておくと…」

  • 「聞き飽きたかもしれませんが…」

  • 「大事なので何度でもお伝えしますが…」

上記のように伝えられると
この先に大事なことが書かれているのかな?
という気持ちの準備ができます。

あなたも学生の頃に、眠い授業の最中に

「これ、テストに出すからな」

と聞こえると、
急に顔を上げて話を
聞きだした経験がありませんか?

それと似た効果を狙った「強調テクニック」です。


相手が前のめりになる文書術

というわけで、繰り返しになりますが
この記事では以下の3つのテクニックを紹介しました。

・「差」を使う
・「比較」する
・「繰り返す」

どれも簡単に使える文章術なので
ぜひ、今日から試してみてください。

Xでは、こんな感じのライティング・テクニックを発信しています。

さらに、心理学の知識を応用した
「心理学×ライティング」を学びたい人は
以下の記事もお読みください。

きっと、あなたの文章力を上げるお役に立てるかと思います。

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