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好きなものは本当に好きなのか?

 note初投稿にして意味の分からないことを言い出したがふざけている訳ではない。「好きなものなんだから好きに決まっているじゃないか。」と思った人も多いだろう。しかし、ぼくはどうやらそうではないことに気づいたのだ。

 ぼくは普段APEX LegendsやLeague of Legendsといった対戦ゲームを好んでプレイしている。これらのゲームは自分が使用するキャラクターを選び、そのキャラクターの長所や短所を活かして戦うことになるのだが、こういった時にほとんどの人はキャラクターの見た目や特性などから「好き」を見つけて使用していると思う。ぼくも最初はそのように好きなキャラクターを選んで楽しんでいると思っていたのだが、ある時ふと感じたのだ。

このキャラクターの何がいいのだろうか...?


 気づけばぼくのGoogleの検索履歴には「Apex キャラ 使用率」や「LoL 難易度の高いキャラクター」といった内容のものが日本語だけでなく英語での検索まで並んでいた。つまり、自分が使用するキャラクターを決めるのにまとめサイトやスレッド等を眺めながら味方や対戦相手といった第三者からどう思われるのかという点で選んだキャラクターを自分の「好き」と勘違いしていたのだ。

 もちろんゲームの使用キャラクターを選ぶのにこんな面倒なことを考える人は多くないであろう。ただ、今まで自分が好きだったものに対して一度考えてみてほしい。それが本当に好きであったなら愛情は深まるだろうし、もし違うとすれば本当に好きな新しい何かを見つけることができるかもしれない。今まで見向きもしなかったものが実は好きなのかもしれない。


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