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【22卒】就職活動支援記録~その1

少し間が空いてしまいましたが、そろそろ22卒向けの早期選考もピークに差し掛かってきましたので、少しづつ再開できれば良いなと思います。

正直、過去に書いた記事と同じ内容も増えてくるとは思いますが、例年、同じようなことに就活生は悩んでいるんだな、という点を感じてもらえればと思います。

今回は「自分の強み」について。

「強み」というと、過去の経験の中で「すごいこと」や「自慢できること」を言わないといけないと思い、つい「盛ってしまう」方がおられます。そういった方に注意なのが、「結果(事実)の部分に分量を割いてしまう」ことです。
特に、「結果は定量的に表すべき」と一緒になって、そこにものすごい力を入れてしまう人がおられます。

(例)
・私はアルバイト先の居酒屋で1年間辞めずに続け、バイトリーダーとなり、5人のアルバイトのシフトをまとめ、売上を前月比1.3倍にしました。
・サークルの活動で、20団体が参加するコンクールで、5団体しかもらえない賞に5年ぶりに入賞しました。

はい、エピソードとしては、ESに良くありそうな文章ではないですか?
でも、何か物足りなくないですか?次に何を質問すれば良いか迷うというか。

ここで、そもそもESや面接の目的に立ち返ってください。
ESや面接は、売上を伸ばした結果や、賞をもらった結果を知りたいわけではありません。
「私はどういう人です」という人間性を面接官に「伝える」ために、その方の過去の「考え方」と「行動」を知りたいという場になります。

上記の例にて、その方がアルバイト先でどのように苦労し、どんなことを考えながら他のアルバイトと接し、売上増の要因となったファクターをどう分析しているか、といった「考え方」や「行動」が伝わってきますでしょうか?

賞を取った例も、おそらくその方は、賞を取るために、いろいろな「自分に対する努力」と「他者に働きかける努力」をしているはずです。そういったところがもっと伝わる文章になると、もっと人間性が伝わりやすくなると思います。

これからESを書いては出し、通過すれば、そのESを元に面接を受け、といったプロセスを踏まれる方が多いと思いますが、是非、そのプロセスが求めている目的、「私はどんな人間ですよ」を伝えることを頭に置いておいて欲しいな、と思います。

みなさん、選考がんばってくださいね!

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