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血管が細い人へおすすめしたいこと

重症で入院したのは一度だけです。
そのときは、退院までに2ヶ月半かかりました。
内科的なことしかしていないのですが、退院できる条件をなかなか満たせなくて、そのときできることを必死にやって、見えない何かと闘っていました。

筋肉が劇的に落ちて、体の水を徹底的に抜く治療(利尿剤の点滴、服薬、ギリギリの水分制限)で身体がシワシワカサカサ!
そのおかげで、長年のダイエットでなかなか落ちなかったふくらはぎから足首にかけての脂肪と水分の混じった?部分が取れて、少し足が細くなりました。それだけが良かったことです!

入院して1週間ぐらいした頃、透析室(わたしは透析はしてなくて、その部屋で血しょう交換という輸血っぽいことをしてた)に3日間行きました。

血しょう交換は3時間ぐらいベッドに拘束されて、トイレにも行けないし寝返りも打てなくて、わたしは不眠で眠ることもできないので、仕方ないので近くにいる人に話しかけていました。

そのときに担当してくれた看護師さんがすごく話しやすくていろいろ盛り上がったのですが、すごくいことを教えてくれました。


採血しにくい、点滴のルートを作りにくい人は、事前に血管を温めておくと良い!


わたしは点滴のルートを作る日はめちゃくちゃ緊張していました。

病棟の看護師さんは新人さんもいればベテランさんもいますが、何回かは必ず失敗されます。
こちらは相手を選べないので応援するしかありません。明らかにうまい人と不慣れな人がいるのも長くいるとわかってしまいます…
でも緊張すると、血管も縮こまるのでよけい良くない…

その看護師さんがいうには、使う血管周辺を事前にカイロで30分ぐらい前から温めておくと、血管がふっくらして針が刺しやすくなり失敗しにくいそうです。

めっちゃいいこときいた!とその後は、毎回カイロ買い置きしておいて、腕を温めていました。

交換は1週間おきぐらいにやるし、丸2ヶ月ぐらい毎日点滴していて、ルートがずっとついてるのはしんどかったです…

シャワーも浴びる前にビニールを被せないといけないし、血管も痛いし、点滴自体キツめの抗生剤のことが多かったので、嫌な思い出が多いです。

あと、薬の副作用とかで痒みやぶつぶつが出てきたとき。
安易に薬に頼らないで、アイスノンで患部を冷やすと数時間で自然に痒みも色も引くことが多いです。

あくまで皮膚だけの副作用のときの話ですが。

肌がカサカサしてるのには、ヘパリンローションが使いやすい(内科でも処方してもらえる)というこも教えてもらって、主治医にもらったりしてました。


やはり専門家はいろんなことを知っていますよね。
昨今というかだいぶん前から、インターネットで何でも調べられるし、すぐに雑学王になれる時代ではありますが、専門の人はネットにはない情報をたくさん知っているので、人と話すのっていいなぁと思います。


そして病院(入院)で知り合う人って、後腐れなく病気のお話しできていいですよね…

コロナ禍のあとそれもあまりできなくなったので、長期の入院はなるべく避けたいな。

なるべくっていうか二度としたくないです…



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