QF GAME1 川崎対名古屋D 観戦レポート
今季遂にかなった現地観戦。
とどろきアリーナにて川崎ブレイブサンダースとの対戦。
席はアリーナベンチ向かいで、ベンチの空気や表情、声掛けを眺められる位置で楽しかった。
かなり興奮状態だったので、細かいところは記憶していない部分もあるかとは思うが、個人的ゲームレポート書いていく。
クオーター毎の雑感
1Q
川崎の勢いが凄かったことに加え、ドルフィンズのシュートタッチが上がらなかったことが連続得点を許すことに繋がっていたかもしれない、
川崎は熊谷が凄かった。
スタメンで出て来て意外だと思ったら、なるほどこれはスタメンだなと。かなり調子を上げてきていた。
ドルフィンズのディフェンスはそこまで悪くなかったと思う。オフェンスが良くなかった。
拓実もなかなかタッチが良くなくて、もどかしかったんじゃないか。
それはそうと、拓実と藤井さんのマッチアップは速すぎて見えない。
2Q
川崎勢い止まらず。
ドルフィンズは得点をしっかり取っているのだが、
ホームアドバンテージを最大限に発揮した川崎の流れがずっと続いてるような感覚だった。
パークスJrがヒースの下に入って脚を痛めたのが確かこのクォーター。
以降パークスJrはほぼ出なかった。(今日に備えて、だと信じたい。)
狩野祐介はこんな時でもやる男。生で見ると軌道が本当に綺麗で、これがシューターなんだなと実感させられた。
3Q
エサトン離脱で絶望を見た。
エサトンが抜けて、以降試合終了までドルフィンズはON0に。
ここ以降は実質的なガベージタイムのような時間帯となった。
拓実やそのほかの選手のタッチは上がり、要所要所でいいプレーがでた。
これを見て、来てよかったと思った。
かと言って川崎の勢いは留まることを知らない。
このクオーターは藤井さんが乗りに乗っていてもう物凄かった。
いいシュートを作れたのは良かったが、ON0で川崎を守るのは難しい。何よりリバウンドが取れない。
そんな中でも菊池は特に頑張っていた。
4Q
相手もメンバーを下げ、明日に備えて調整の時間。
それでも出ている選手たちは全力を尽くし、いいバスケットを見せてくれた。
相手の増田がうまかった。
まっすーステップという言葉は聞いたことがあったが、
本当に不思議な、上手な身体の使い方で混んでいるペイント内でゴール下へ切り込む。
オフェンスのセットのプレーがやりづらそうだった。
ドルフィンズはやはり川崎のディフェンスがいいのと、いつもの主力じゃないからか。
あとは、坂本聖芽くんのプレーが見れたのはよかった。
シュートなどは決まらなかったが、ギュインギュインで速かった。
ゴール下に切り込むときのターンのムーブ、あれ本当に凄い速さで回ってるんだな。
いずれ坂本くんが経験を積んだ時に、坂本くんのアイソレーションができるようになったら攻め手の幅も広がりそうだ。
印象的だったこと
まさかのON0を10分以上
何よりエサトン離脱。やむなくドルフィンズはON0。
外国籍と帰化への依存度はリーグ屈指の川崎。
(もちろん他の日本人選手のレベルも相当高いのだが)
この構成で怪我なくきっちり仕上げてきたことはまず賞賛しないといけない。
ドルフィンズはせっかくメンバーを揃えたのだから、チームマネジメントは川崎に学ぶべきところがあるのではないか。
やはり、主力欠くドルフィンズが対等に戦うには、全員の調子がめちゃくちゃに良くないと厳しい。
リバウンドはエサトンがいないと本当にキツい。
応援の勢い
川崎の応援の勢いが凄かったが、ドルフィンズブースターの応援が小さかった。
単純に人数の問題もあり、アウェイ側まで川崎ブースターが多かったので仕方ないが、
例えばアウェイでも千葉とかは応援のリーダーシップを取ってクラップできていたりするので、CSではそういう部分もやっていくべきだったかもしれない。
初観戦の友達
めちゃくちゃ楽しんでくれた。
川崎の演出はやはり凄い。
花火はビックリした。炎は暑かった。
選手の顔つきのミニパンフを参照して、試合中顔と一致させていた。熊谷と篠山をお気に入りと言っていた。
やっぱりあのパンフは良いんだなと思った。(サイズ感も小さくて見やすい)
他の試合
移動の電車で島根と東京の試合を見た。
いやー、安藤誓哉はすごい。
1ピリ、流れが東京か?というところでねじ込んできた。あの3連続ペイントアタックで気概を見せた。
東京の方も、数人で囲んできちんとディフェンスできていたから、やはり安藤誓哉はとんでもない。
ここから島根の流れを強引に引き寄せた。
ただならぬ覚悟だ。
明日も期待したい。
GAME2へ
エサトン復帰と、全員のシュートタッチがカギになる。
ディフェンス強度はそれなりに信頼している。
いい結果をもちろん聞きたいが、ドルフィンズが今できる最高のバスケットをコートで体現してきて欲しい。
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