QF 島根スサノオマジック対アルバルク東京 GAME3
熱いGAME3の特筆すべきポイント
圧倒的な気迫 覚悟を見せた安藤誓哉
試合の入りから連続得点で覚悟を体現した安藤誓哉。
鳥肌が立った。
連続得点後に観客席に向かって煽る仕草をする彼に、沸く観客。画面越しにも物凄い熱気が伝わった。
昨日の悔しさを晴らすために、チームを上へ連れていくために。その覚悟を見た。
若手の台頭 吉井裕鷹の素晴らしい活躍
アルバルクは小酒部に続き、吉井の活躍が目覚しい今季。このゲームでは吉井がそれを体現した。
ドライブイン、スリー、バスカン、ディフェンス全てにおいて彼の活躍がものすごく、素晴らしかった。
今ゲームに関して、アルバルクの流れを作るプレーの大半は彼だった。
若さを感じさせるエナジーで、島根に行きそうな流れをアルバルクに引き寄せ、そう簡単にはやらせないという気概を見せた。
大学時代の彼を知らないのだが、ルーキーベストファイブ入り当確ではないか。(ルーキーだよね?)
試合後の彼の表情、若手らしく素直に悔しさを爆発させていた。
強豪に身を置き、プレータイムを勝ち取りそしてここぞの試合で大活躍した彼は、今後アルバルクを背負うだろう。楽しみな選手が増えた。
島根を勝利へ押し上げたリードトラビス3連続スリー
3Q終盤のこのプレーで試合の流れは一気に島根に傾いた。トラビスの見事な3連続スリー。
今季ドルフィンズの試合ですら序盤中盤と完全に追いきれていなかった私は、島根の事情も安藤が凄いくらいしか把握できていなかった。
聞くところによると、トラビスもかなり苦労の末迎えたCSだったようだ。
このビッグプレーで流れを島根に大きく引き寄せた彼を強く称賛する。
勝敗を分けた鍵は?
まずは、島根のホームコートアドバンテージを最大限に生かしたこと。これはかなり大きい。
平日のゲーム、島根ブースターは会場を真っ青に染め、
画面越しにも伝わるほどの熱気に包んだ事を誇りに思って欲しい。
もうひとつ。どちらも素晴らしいパフォーマンスを見せたが、
やはりアルバルク東京はチームマネジメントに課題が残ったことが大きい。
島根はメンバーが揃った上で、
安藤とビュフォードを筆頭に前日やられた分やり返す気迫で得点を重ねてそれぞれが自分の能力を遺憾無く発揮できた。
一方、東京はロシターはQFに間に合わずに揃わない状況。プレー面でも、この試合では田中の決定力やテイラーのあの凄まじい得点力が見られなかったと思う。(先述したとおり、今日のアルバルクに勢いをもたらしたのは若手の吉井だ。)
テイラーに関しては、あの島根のハーフコートの1-3-1ディフェンスがだいぶ効いてたと思う。
私が応援しているドルフィンズも同様の反省を持ったが、アルバルクもこの点が最大の課題ではないか。
チームとしてこの反省を生かし、来季以降ヒール的雰囲気を持つ圧倒的なアルバルク東京を見せて欲しい。
ハイサイ🌴🌺✈ 西地区対決のSF
島根は敵地にて琉球ゴールデンキングスとのセミファイナル。
個人的にはこの組み合わせをファイナルで見たかった…!
RSは琉球の実力が上回る様子を見せたが、CSはやはり別物だろう。
期待して待とう。
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