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[他人への執着9]他人は鏡に映した私。私が私を見下すひとり芝居だった。

新しい世界へのイメージワーク。

他人への執着を捨てたあとの、
自由な世界に慣れるためのワークだ。

私にとって他人とは、
初めとても興味深くて・大好きな存在だった。

しかし次第に、
他人は私を傷つける存在だとわかり、
心にバリアを張って避けるようになった。

これってきっと、思い通りにならない!
という子どもじみた気持ちなんだろう。

そんな気持ちを受け止めるのは、本来親の役目なんだろう。

残念ながら、私の親はそんな他人と同じで、
受け止めてくれる存在ではなかった。
だから、私がこうなっても仕方ない。

私は自分で自分を癒し、今からでも親の代わりに自分を認めてあげるしかないんだ。

そんなことに気づかせてくれたのが、
“他人”という壁。

私の心には“メンタルブロック”という壁がある。
その壁をわかりやすく具現化したのが“他人”なんだろう。

私は他人という壁をぶち破っていく。
それは私のメンタルブロックをぶち壊すのと同義。

さあ、新しい世界へ踏み出そう。
その先に、私の求める自由が待ってる。




目の前に私を見下す他人が立っている。
他人が私をちゃんと見てくれることはない。
ただ、鏡のように私を映しだすだけ。

まるで、私が他人を見下しているように。
まるで、私が私を見下しているように。

そうきっと、
私は他人を対等に見ていなかった。
自分が自分を一番見下していた。

だからいつも、
他人が無条件で私を受け入れてくれることを望んでいた。

だって親に受け入れてもらえない私は、
誰に受け入れてもらえばいいのかわからなかったから。



私はいつだって全力で体当たりしていた。
私の全てを差し出す代わりに、
私を幸せにする責任をとってくれる相手を探していた。

私にとって、
他人は親の代わりに私を愛してくれる存在の候補。
ただの代替品だった。


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