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ぶっちゃけワーホリってどうなん?メルボルンワーホリ体験記#2〜治安編〜


⚪︎5秒自己紹介

新卒1年目でメガベンチャーを辞め、新たな夢を追うための準備期間として、メルボルン🇦🇺にワーキングホリデーに来ている23歳女。人生初の海外移住と初オセアニア上陸で毎日脳内が沸騰しているが、その湯気をどうにか日本にも届けたいと考え、Noteに発散中。

⚪︎今日のテーマ

「治安悪いが、タチ悪くない」

海外って、「日本より治安悪い」ってよくいうけど、ぶっちゃけ、実際のところどうなのか。1ヶ月間、メルボルンに住んでみての感想を共有する。
※あくまでも個人の見解であることをご了承願いたい。

結論、「治安は良くない」

世界を旅したのは所詮数カ所しかないので、さほど比較できないが、日本と比較すればやっぱり悪い。

私もまだメルボルンに来て1ヶ月経っていないのに、少し怖い思いをした。


ある日の夜、アルバイト先の友達から映画に誘われ、家から10キロほど離れたところのショッピングモールで映画を見ることになった。(ちなみに、新海誠の「すずめの戸締り」)

映画を観た後、夕食を共にし、時刻は21時。昼間の明るさからは想像ができないくらい不気味な雰囲気で、明かりも少なく真っ暗だった。そんな中、私は自宅方面バスが来ていたので、友達と別れ、乗車した。
Mykiカード(日本でいうPASMO)をピッとしてからバスに乗ろうとした時、運転手が隣で囁いた。

「絶対に1番前の座席に座って、後ろは振り向かないで」

戸惑いは隠せなかったが、振り向かないでなんて言われて、振り向かない人間がこの世にいないように、もちろん私は座席に座ってからそっと後ろを見た。

そこには、おそらく泥酔とお薬で頭がおかしくなってしまった中年男性が、意味わからないことをいいながらウロウロしていたのだ。おそらく何か文句を言っているのだが、何も聞き取れない。聞き取れるわけがない。

私はあまり物怖じするタイプではないので

「後、5分でバスは出るし、とりあえず下向いて荷物かなんかになりきれば、この場をやり過ごせるだろう」と思った。

気を紛らわすために、YouTubeでも見るか・・・
流石にここで英語のコンテンツを見るほど真面目ではないので選んだのは「平成フラミンゴ」

こんなカオスの状況でも、吹き出しそうになる平フラって本物だと思いながら、1本動画が終わってあることに気づく。

「え、バスが動いていない」

まだあの中年男性は何かをいいながら、ウロウロしている。
このままバスが出なかったら帰れない・・・てかこのバス最終やん、、、
勇気を振り絞り、バスの運転手に、「バスはいつ出るのか」と聞いて腰を抜かした。

「あと20分〜30分したら、警察来るからあいつを下ろしてから出るよ」

😳😳😳
カオスバスの中で「平成フラミンゴ」みなくても良くなかったか。

流石にもうこんなカオス+恐怖には耐えられないと、運転手に近くのベンチ座っているから警察来たら乗せてほしいと頼み、私はバスを降りた。

その後、20分くらいで警察は到着し、バスの中で中年男と5分くらい立ち話をしてから、そのまま連行された。

ここからわかる通り、日本にいたらこんな事件に遭遇することはまずないので、治安の悪さは圧倒的メルボルンの勝利である。
ただ、メルボルンの良いところは直ぐに警察を呼ぶところだ。日本は、多少酔っ払いがいてもおそらく周りから避けられ、一人電車に取り残され終了だと思うが、メルボルンは「刺激しない、警察に通報」が鉄則らしくそういう意味では、非常にありがたい習慣である。(警察が来た時の安心感がスーパーマンの登場シーン並みにアツかった。)

この経験から、これからメルボルンにくる人に向けての私からのメッセージとしては、
「防犯面はやはり気にかけた方がいいが、何か問題が起これば警察も直ぐに呼んでもらえることなので安心して欲しい」

この事件は無事解決し、めでたしめでたし。
ちなみに今回の話の中で1番怖かったのは、不気味なほど暗い夜でもなく、酔っ払いの中年男でもなく、私の存在を忘れて、最終のバスのドアを私の目の前で閉めた運転手だった。

⚪︎最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もしよければハートボタン押してもらえると、とても嬉しいです。(今後のモチベーションになります。)実は、こんな怖い経験しました!とかメルボルン以外のところでこんな怖い話聞いたことあります!などあれば、DM・コメントでお待ちしております!

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