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支那の酒事情

支那の酒と言ったら茅台酒、白酒でしょう。高梁(カオリャン、モロコシ)を原料とし、貴陽で製造されている約50%の蒸留酒です。支那の飲み会では、小ぶりビーカーに一人分がアロケートされ、一口サイズの小さい杯に入れて一気飲みしてゆきます。強いですが、おいしいので、飲めてしまいます。
なお、台湾には金門高梁酒というおなじ様な白酒があり、与那国にもどなんという強い花酒があります。東アジア特有の酒なのでしょうか。

支那はビールの消費量が世界一なんだそうです。しかし、青島はまだ飲めるクオリティではありますが、それ以外は薄く、とくにサントリーはどちらかというと美味しくないレベルです。わが国のサントリープレモルやキリン一番搾りとは大きな違いです。青島はドイツが作ったものだそうです。支那のメーカー以外にも外資メーカーがいて、バドワイザーも工場があるそうです。そしてバドワイザーが支那向けブランドとして作っているビールもあります。

支那ブランドのバドワイザー

そして支那にはクラフトビールもあります。

広州、天河にあるクラフトビールバー

ラガー、ウィート、ダークなどありました。味はそこそこで悪くはないけれども、どれも薄い。

ワインも支那ではブームですが、コスパは悪く、割高です。こうしてみると日本はいい国なんだなぁと思います。

最後に支那のちょっとしたイノベーション。

ラッキンコーヒーの茅台酒コーヒー

茅台酒アイスコーヒーです。アイリッシュコーヒーを真似たのでしょうが、味は上出来でした。しかしながら、これは支那在住のひとしか買えません。オンライン注文のみで店頭は受け渡しのみ。ところが支那製携帯でしかアプリがダウンロードできないので、ローミングでつないでいる人は注文すらできないのです。鎖国へ向かう中共なのでしょうか。
(Dec/2034)


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