普通分娩と無痛分娩どちらも経験してわかったこと。
これから妊娠出産を控えている方お疲れ様です!
私は1人目を普通分娩
2人目を無痛分娩 で出産しました。
まず初めにこれだけははっきり言えることは
普通でも無痛でもどっちでも子どもはめちゃくちゃかわいい
ということです。
昔の人が言う『痛さに耐えて産むからかわいい説』あるけど、そんなことないです。まずないです。出産の痛さなんて関係ないです。ほな安産ならかわいくなくて、三日三晩苦しんだらかわいいんかってな。
私は京都の病院で2人産みました。
京都の大きな産院といえば、あちらです。
京都の人はすぐわかると思います。
1人目 2018年 陣痛開始から7時間 3618g 大きめちゃん。
2人目 2022年 陣痛開始から4時間
2988g
もぅね、はっきり言ってね、初産の3600gは死ぬかと思ったのよ!!!!
しかも身長は普通サイズなのに、ぷっくぷくででてきたから、頭囲は4000g級と言われました。
よく玉のような子というけど、玉やった。
それでも初産のビックベイビーが7時間で出ればかなり安産です。お産も順調でしたが、最後は吸引してもらいました。
いきみにがしの時に助産師さんにお尻を押してもらってたけど、その時点で助産師さんら大きい子やなってわかってたそうです。助産師さんってほんとすごい。
産後もヘロヘロのバテバテだし、吸引したので会陰だけでなく膣内もズタボロでほんと痛かった。思い出したくもない。歩くのも大変でした。
私はそのとき誓いを立てました。
出産の痛みは忘れるとよく聞くけれど、次産むなら無痛にするっていう誓いは忘れないでおこう。と…
普通分娩をした、いち経産婦の経験から言っておこう…!!!!
出産の痛さは経験せんでええでぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!
するだけムダやでぇぇ!!!!!!!
歯抜くにも麻酔すんのに、なんで出産するとき麻酔なしやねん!どんだけアグレッシブやねん!!!!!!!(叫)
先進国で普通で産むなんて日本とか韓国とかかなり少数です。なぜなのか。
ここにもお母さん神話があるとおもう。大抵の先進国では麻酔をして産みます。
そして2人目の無痛分娩の結果から言うと、
めっっっっっっちゃ快適〜〜〜〜!!!!!!!
私が産んだ産院では、産み方はいろいろと選べます。
私は自然陣痛からの無痛分娩にしました。
そしてもちろん無痛分娩をするにあたっての注意点や危険性などもしっかり説明してもらいました。コロナ禍だったので集団でのオンライン説明会と、麻酔科医と一対一での説明と2回ありました。
やはり重篤な事故の可能性もかなりかなり低いですがあります。でも、普通分娩にしたってそうだし、そもそも出産なんて命懸けやし!!!
メリットとしては
・産後の回復がよい
・母体にストレスがない
・赤ちゃんにストレスがない
・緊急帝王切開になっても麻酔が入っているのでスムーズに対応できる
デメリットとしては
・重篤な事故が起こるかもしれない
・陣痛が弱くなるので分娩時間が伸びる可能性がある
・食後すぐは麻酔ができない
・麻酔科医が間に合わないかもしれない
といったことは説明されました。
出産の流れを詳しく見ていきましょう。
就寝頃に陣痛開始。病院へ。
予定日の11日前だったので、前駆陣痛で帰されるかなと思いながらも行く。
夜中12時には分娩台へ上がっていた。
まだ ふーーーー で陣痛は耐えられる感じ。
助産師さんに「旦那さんに入院の荷物持ってきてもらって」と言われ、今から産む覚悟をする。
手元に自分携帯を持っているので自分で連絡。
コロナ禍なので病院の外にいる旦那さんや家族との連絡は産婦が自分でするスタイル。
どんどん痛みは強くなり、お産が進む。私はなぜかそのとき37.5°あって、「熱があると麻酔できないんだけど…」と助産師さんか不穏な顔。私は出産時の飲み物にOS-1を持って行ってました。
助産師さんに「これおいしい?」といわれ
私は「え、普通においしいです。」というと
「脱水やね。いっぱい飲んで!今日暑かったよね〜」とさらり。
それから水分をめちゃくちゃ飲んで、分娩台のうえで導尿を2回もされるのであった笑
麻酔は子宮口がある程度開かないと入れることができない。なぜなら麻酔を入れることによって陣痛が少し遠のくので、お産が進まなくなってしまうのを防ぐため。
ありがたいことに私の子宮口は順調に開いていった。
助産師さんも「さすが経産婦さんやねー。順調よー!5時には産まれそうやね!」とか言われつつ。
深夜2時ごろ
麻酔科医様(麻酔科医って女性が多いのはなぜ)登場。
私の陣痛もかなり痛くなってきて、いきみたい感じが出てきていました。
何かに掴みたくてしょうがない感じ!!!分娩台の縁を鷲掴みにしていました。
そんな中、助産師さんと雑談して笑いながらやってきた麻酔科医さんにホッとしたのを覚えています。
麻酔を入れる手順は、
腰に麻酔を打つための麻酔を打ってから本麻酔を入れます。
チクッとしたと思うけど、覚えてません。でも麻酔入れるのはドキドキしたけど、陣痛きてるので注射の痛さはよくわかりません。
本麻酔を入れる時は麻酔が効いているので痛くはないですが、ぐいぐい押されている感はあります。
そして麻酔が入ってくる冷たい感覚。
数分で
え、全然痛くない!!!!!!ハピネス!!!!!!!!!
陣痛のお腹が張る感覚はわかります。
生理痛ぐらいの傷みが残っているのがベストです。なぜならいきむのはお母さんなのでまったくわからなくなるのもよくないそうな。
手元にナースコール型のボタンが置かれました。
麻酔量を自分で調節できます。
ボタンを押すと麻酔が増えます。私は一度も使うことなく産みました。
そして、
「子宮口全開なるまで寝てる?」と分娩室の明かりを暗めにしてくれました。
え、快適!!!!
助産師さんと雑談なんかできちゃう!
そして大きなお腹の張りを感じたと思ったら
おしりの奥の方で
バン!!!!!!
と破裂を感じる。
私「え、、、破水したかもです」
助産師さん「見てみるねー!破水してますー!またお産進みますねー!順調です!」
痛さのない破水って、もろに衝撃だけを感じるのでびっくり不思議感覚でした。お尻の中で風船が破裂する感じ。
そして5時頃に産まれるとか言うてたけれど、3時ごろにはもぅ生まれそう。
一応立ち会いが30分だけできたので、夫が病院について、抗原検査やら防護服を着るのを待つ。
その間にもぅ出てきてしまいそう。
助産師さんが「ぼく〜もぅちょっと待ってね〜!もぅ出てきそう笑」って頭を押し戻されるほど余裕笑
夫が分娩室到着
到着後、一回の陣痛でいきんで、するんと産まれました!!
会陰も切られたけど、麻酔効いてるから痛くなーい!!
そして後産の処理も会陰の縫合も痛くなーーい!!
麻酔が切れてから痛いかなとドギマギしましたが、めちゃくちゃ楽でした。
そして1人目と全然違うのが、
ぢ にならない!
いきんでいないので、お股へのダメージがかなり楽です。そして産後のなぞの筋肉痛もないです。
めちゃくちゃ思うけど、助産師さんってほんとにタフやなと思う。出産を助けるという大変な仕事をしているのはほんとにすごい。尊敬します。
そして人の脊椎に太い太い注射針を打つ麻酔科医の神経も太い。
でもいちばん太いのは麻酔なしで出産に挑む日本のお母さんの挑戦心だと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?