面接

開始30秒でお祈りを受けた面接

初めまして、リリです。
現在、絶賛転職活動を行っている30代(男)です。今までそこそこの数にエントリー、そして面接に行きました。

その中でも印象に残っている会社について、何か形に残しておきたいと思って、初めて記事を書くことを決意いたしました。

今回は、私がある会社に応募し、「開始30秒でお祈りを受けた面接」の話をご紹介いたします。私の落ち度もありましたが、社会人として有り得ない態度を取られました。ブラック会社が今でも存在すること、そして1日も早く無くなることを願い、記事を読んでいただければ幸いです。

では、スタートします!


2018年初夏。
リ○ナビNEXTから1社応募した会社があります。株式会社A社(以後、A社)としておきましょうか。職種は研究職。元々この業界に興味があり、大学でも多少学んでいたのでチャレンジしてみようと思って応募しました。

証拠画像です。
(数ヶ月前のため、掲載終了していました。)

その後2週間、全く連絡はありませんでした。ネットから応募したとき、大体1週間前後で書類選考となり、応募結果を貰えます。長い場合でも、2週間以内です。

すっかり忘れていた頃、携帯電話に着信がありました。そのときは不在のため、留守電が入っていました。確認するとA社の担当からでした。声がオバちゃんだったので、代理の事務員かなと思いました。留守電の内容を確認したところ、1回面接をしたいとのことでした。

電話履歴です。
土曜日の19時って、一番何かやっているときじゃないですか。2週間も音沙汰が無くて、急に土曜の夜に電話を頂いても出れません。

結局週明けに一度電話し、相手が不在だったので夕方に再度電話をかけました。

リリ「留守電を聞いて御連絡いたしました。」
事務「社長ですね、少々お待ち下さい。」
リリ「(社長直々に連絡ですか...)」
社長「リリさん?早速なんだけど面接したいの。いつ来れる?」
リリ「(いきなりタメ口かよ)えっと...では明日伺います!」
社長「じゃあ○○時に来てね。それじゃ。」
リリ「承知いたしました、よろしくお願い致します。」

終始タメ口でした。急遽、その日に履歴書と職務経歴書を準備しました。最近は、コンビニで安くプリントアウトが出来るので頼もしいですね。

次の日。
車で行ける距離だったので、自家用車で向かいました。時間で大体20~30分です。住宅街で狭い道を通り抜けて、無事到着。裏口から入ってしまったようで、入り口に車を止めて事務所に向かいました。事務所には、2人の事務員?らしき人がいました。一番手前にいる人が受付事務っぽかったので、その人に話かけました。

リリ「面接で伺いましたリリと申します。」
奥にいたおばさん「私、ワ・タ・シ!どこを向いて話しているの!」

既に嫌な予感がしました。それは”失敗”ではなく、人間の直感でここヤバイ、という悪寒でした。奥にいた年配の人が社長でした。まさか社長がそこにいるとは思わないですし、いきなり「お電話を頂きました社長ですか?」と声をかけるのもおかしいですよね。電話同様タメ口で話され、怒られながらも駐車場を聞き、車を移動して事務所に戻りました。

入り口の靴箱でお客様用を探していると、また怒鳴られました。

社長「そこはお客様用じゃない。どこ見ているの!」
リリ「は、はぁ...。ではどこにありますか?」
社長「こっち見ればわかるでしょ!」
リリ「(何も書いてないし、汚いスリッパしかないやん...)すみません。」

私はそれほど顔に表情を出さないのですが、面接者を召使いか何かと勘違いしているように話かけてきます。その態度に腹が立ったのでしょう。奥の部屋に通されるとき、イライラしている自分がいました。

一応、面接がスタートしました。

社長「研究職じゃなくて、あなた営業の経験があるでしょ?だからどうかなって。」
リリ「営業職でも大丈夫です、具体的な仕事内容をお願いします。」
社長「でもあの態度はないわよ。不貞腐れている表情が顔に出ているもの。」
リリ「申し訳ございません...(まずタメ口をやめろよ...)。」
社長「ウチじゃ無理だし、あなた営業に向いていないわ、帰って。」
リリ「は?」
社長「面接終わりって言ったの。」
リリ「じゃあなんで面接に呼んだのですか?」
社長「近いし丁度良いと思って、でもあなたは無いわ、早く帰って。」
リリ「でしたら呼ばないで下さい。おかしいですよね!(時間の無駄だった)」

タメ口で説教され、面接が始まって30秒で帰ってくださいといわれたら、誰だって怒るでしょう。

ストレスチェック?圧迫面接?
まず社会人と社長の自覚を持ってから言える話ですよ。

その場で書類を破いて帰ろうと思いましたが、そのクソ社長と同じレベルになりたくなかったので、キレずに我慢して帰りました。帰り際、派遣?の人が事務所を掃除をしていましたが、なぜか目が死んでいました。この世の終わりです...の顔でしたね。あんな暗い顔を見たのは初めてです。

帰りの道中、とにかく怒り心頭でした。なんだあの社長、人に対してずっとあの態度なのか?!とか、お客様に対してずっとあの口調で仕事をするのかな、こんなブラック企業なんて早くなくなれば、と考えていました。

自分の落ち度といえば、顔に態度が出てしまったことです。営業であれば最後まで笑顔で行くことが必須なのですが、面接者(現時点では対等)をあれだけバカにして、我慢できるほど私は良い人間ではありません。

今までの就活人生で、開始30秒でお祈りを受けた面接はありません。その会社の評判をネットで探しましたが、残念ながら見つかりませんでした。しかし、かなり細かく調べてみると、昨今売上がかなり落ち込んでいる会社でした。留守電を聞かず、スルーしておけばよかったと後悔しています。

転職活動中の皆様、入口の応募(エントリー)は広げてもいいですが、面接までたどり着いたときは、慎重に進めましょう。たとえ良い会社に見えてもワンマン社長が経営しているかもしれません。環境がブラックである可能性もあります。ましてや、応募して2週間放置されたら、この時点で無しですよね。


殴り書きの記事で申し訳ございません。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

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