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死を考えると、テンションアゲアゲでいたほうがいいと気づいた話

父が亡くなった。

家族にも友人にも仲間にも恵まれて、仕事も趣味も暮らしも大充実していて、娘の目から見ても「めいっぱい生ききったなあ…」という生きっぷりだった。

感動したのは、亡くなったあとにどうして欲しいかの意思がはっきりと示されていたこと。
生きるのも見事なら、おしまいも見事だった。

つい、どう生きるかについて考えがちだけれど、
どうおしまいにするかを考えるのも大事だ。
それって、究極の逆算思考では?

そんなわけで、まずは自分自身の葬式とお墓から考えてみた。

最低限、火葬とお墓は必要。
火葬のみのシンプルプランでも10~20万はかかるのね。
プラス、樹木葬でも20万くらいかかるのか…
生活費とは別に、その分のお金を稼がないといけないな。

そうだ、家の片付けも大変だろうから、整理しておかないと。
サブスクの契約とか、一覧で書いておかないと手続きが面倒かも。
仕事関連のデータとかどうしよう。ドメインとかサーバーとか。
そもそも、お客さんのフォローアップを誰に頼んでおいたらいいのか(←フリーランス)。

あー、写真(遺影)も撮っておきたい。
けど、史上最高に体重増えてるから、もうちょっとシュッとしたときに撮りたい。
運動するか…

……って!
考えれば考えるほど、
生きるのも大変だけど、おしまいにするのも大概面倒だということに気がついた。

私は、数秘術(誕生日と名前を基にして、持って生まれた性質や人生サイクルの流れを見る)だと今年がイヤーナンバー1番なのだが、1番はまさに「生きること」と「サバイバルのタフさ」の数字なんだった。

生きるのも死ぬのも大変ならば…

ある程度テンションをアゲていかないと、やってられなくないか…?


(急に振り切る思考)

ああ、数秘1番が勢いのある数字なのって、こういう理由なのかもしれない。
勢いがないと、乗り切れないこともある。

以前、「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」(私が見たのはアニメ版)を見習って、「叶えたいこと100個リスト」を書いたのだが…

あの話に出てくる登場人物たちがみんなハイテンションだったのは、そういうこと!?

そういえば、私の人生においてテンションアゲアゲだった時期は一度もない。


今年は、(数秘上)私にとっての大転換期。

これは、やれということなのか…

もともと根暗な私がアゲアゲになったところで、少し明るい人になるくらいの変化しかないだろうが、考えるだけでちょっと面白くなってきた。

ひとまず、アゲアゲテンションで叶えたいこと100を新たに書いてみることにする。


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