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#09 「隠れプライド高いさん」のわたし



みなさん、プライド高いですか?


わたしは "実は" 高いです
そう、「隠れプライド高いさん」です


今まで散々「普通の人間」などのたうち回っておいて「隠れプライド高いさん」


自己肯定感は低いが、謎にプライドがある
この状態を「隠れプライド高いさん」と呼びます


周りには「自己肯定感低めの人」と思われているのでまさかそれを補完するようにプライドが高いとは到底想像できないのだと思います


今日はそんなわたしが困ることをいくつか書いていきます



できるように「見せかける」のが上手くなる


まず大前提として、隠れプライド高いさんは「できない奴」の自覚があるのに、「できない奴と思われること」を異様に嫌がります


学生の時バイトをしていましたが、わたしだけ他の学生に比べて時給が高かったです


理由は単純で、「できる奴」だと思われていたから


他の人より仕事ができる人の時給を上げてあげたくなるのは当然です


でも厄介なのは、わたしはできる奴ではないということ


小さなミスが人より多い、そして大きなミスもそこそこする


では何故わたしができる奴になっていたか


それは簡単で、
やる気に満ち溢れている風を装うからです


わたしが意識的にやっていたことは


・わからないことを放置せずに聞く
・自分の意見を言う

たったこれだけです
これだけでやる気に満ち溢れている風を装えるので、そこはぜひ参考にしてみてください


で、肝心の何故困るのかということ


本当は「できない奴」であることがバレるのではないかといつもビクビクしながら過ごさなければならないからです


読んでくれているみなさんを排除するわけではないですが、これはおそらく「隠れプライド高いさん」にしかわからない気持ちだと思います


プライドが高いから、できるフリだけはどんどん上手くなっていく、でも実際はできないまま、その差はどんどん広がっていきます


わたしはいつも怯えながら働いていました



誰にも「相談」できなくなる



2つめはこれです


わたしは就活で躓きました (少し触れているのでよければこちらをご覧ください)


でもその時に誰にも相談できなかったのです

「就活は団体戦」
などとよく耳にしますが、その通り「情報共有」と「練習」がなにより大切です


友人やサークルの同期もみなで情報共有しながら大手と言われる企業に次々と内定をもらっていました


わたしはというと、お察しの通り1人で就活を乗り越えました


自分だけレベルの低い就活をしているのが嫌で嫌で仕方なくて、それを脱するには同志にノウハウを聞いたり面接の練習をしてもらったりするしかないのに、そこで「できない」ことがバレて馬鹿にされるのが嫌で嫌で仕方なくて、相談もできなくて...


よくないループです


プライドが高い人だと思われていないから、周りからは「相談してくれればいいのに」と思われていたことでしょう


結局行き着いた会社で後悔の日々を送っています



「本当のこと」が言えなくなる

仕事で
「この数値の出し方はわかる?」
「〇〇を調べるにはどこを見ればいいかはわかってる?」


「わかります!」


即答です
わかりません


本当に、一番やってはいけないことです
知ったかぶり


これをやってしまいます


もちろん知っている前提で話が進んでいくのでちんぷんかんぷんです
大迷惑
組織のためになっていません


とここで、「お?」と違和感を抱いたあなたは素晴らしい(すみません)


できるように「見せかける」のがうまくなる
の段落で「わからないことを放置せず聞く」ことを実行していたと言いました


矛盾している!


でも実は違って
「自分からわからないことは聞ける」けど、
「わかるかどうか他人に聞かれたことはわからないと言えない」のです


めんどくさすぎる!!!


さすがにめんどくさすぎます




そんなこんなで、みなさんには「隠れプライド高いさん」になることをおすすめしません


でも、こうならない方法もわたしはまだわかっていません
たぶん「思考のクセ」というやつだと思います

全国の「隠れプライド高いさん」へ
悩んでいるのはあなただけではありません、一緒に頑張りましょう


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