見出し画像

純粋な気持ちでゲームを楽しめなくなった(ストーリー)

 私は時々こう思ってしまうことがあります。「昔のように純粋な気持ちでゲームを楽しみたい」と。
さて、今回は純粋な目でゲームのストーリーを見ることが出来なくなってしまった理由について語っていこうかな〜と思ってます。自分もそうだった!と共感を持ったあなたは私と同じタイプです。それでは行ってみよう!
 


昔の自分

 ストーリーの内容なんてどうでも良かったです。キャラを動かせる。技を出せる。それだけで満足でした。テイルズやドラクエは勿論。クソゲーと言われている「時と永遠」でさえ楽しいと感じていました。てすが、そんな気持ちも高校生に上がった辺りでおかしくなっていきました。

始まり

 きっかけは唯一親友と思っていた人に裏切られたことです。私には親友と呼べる人がその人しか居なく、この時は流石に精神に大ダメージが入ってしまいました。結果的にその友人とは絶交。現在何をしているのかすら分かりません。
絶交したことについては後悔はしておらず、むしろ、絶交して良かったと思っています。 

 ですが、当時の私は何もかもが嫌になっていました。まぁ当然ですね。小中のそいつとの思い出がゴミになったんですから。その時は狂ったようにアニメで現実逃避をする日々。そこで出会ってしまったんですよ。私の運命を左右するアニメが。それが「CLANNAD」です。

物語を意識するようになった

 正直驚きました。世の中にこんなに、人を魅了するアニメがあったのかと。当時の私が見ていたといえば、ワンピースやドラゴンボールなどの少年向けのアニメばかりでした。それがいきなり日常系でしかも感動に極振りさせたようなアニメになったことにより、プレイするゲームジャンルも変わっていきました。

 アクションだらけからノベル風のアドベンチャーに変わり、その中で高揚感を得るように。
そして訪れてしまったんです。
それはある日のこと、久しぶりのテイルズの新作。私は「久しぶりにやるか!」と決意し購入。しかし……「あれ?なんかつまらない?」
そう思うようになっていました。その時は何でつまらないのか理解できなかったのですが、今ではその理由が分かります。それは「ストーリーを気にするようになった」からです。

 アドベンチャーゲームでやっていたゲームは「シュタゲ」や「リトルバスターズ」などの心に訴えかけてくるようなゲーム。その影響で以前のようにただアクションを楽しみたいという気持ちはこの時には無くなっていたからだと思っています。

 酷く困惑したのを覚えてます。なにせ、あんなに楽しんでいたゲームを楽しめなくなっていたんですから。プレイして先に進んでも満たされない心。そして、私は思ってしまいました。「これクソゲーか?」と。クソゲーなんてゲームは存在しないと思っていた私にこう思わせてしまうほど、純粋にゲームがプレイできなくなっていたのです(ちなみにそのテイルズはクソゲーではありません)

その後

 流石にやばいと思い、何ヶ月かはアニメもアドベンチャーゲームも封印し、何とか落ち着きましたが、少なくともストーリーに対しては見る目は変わってしまい、今に至ります。

たった1つのきっかけで、ゲームを見る目が変わってしまうなんて人生って何があるか分かりませんね。

終わりに

 当時の私はゲームに求めすぎていました。友の裏切りによって空いた穴を塞ぐようなストーリーを作ってくれと。今でこそ落ち着きましたが、結果として純粋にストーリ性が高いゲームを楽しめなくなってしまいました。

 ですが、良かった点が2つもあります。それは今の友人とプレイしたゲームの物語についても語れるようになったことと、真に面白いと思えるゲームを見定めるようになったことです。
少なくとも「ペルソナ」や「13騎兵」のようなゲームは、この1件がなかったらプレイしてなかったと思います。

さて、ここまで見てくれた方ありがとうございます。皆さんはプレイするゲームのジャンルが変化したことはありますか?


いいなと思ったら応援しよう!