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不安の無限大化。

今日は自分のお話。

それは妄想?現実?

不安だな、怖いなと感じた時、ずっと考えてはソワソワしたりイラついたりする。その気持ちってどこからくるのかって言えばほとんどが妄想だと思う。こんな場面になったらイラつく、もしかしたらこうだったらすごい怖い。そんなことを考えてしまう。

それって全然本質的ではなくて、不安が出してる煙に巻き込まれているだけ。煙を仰いでも自分の周りからは少し遠ざかるくらいで、火種はどんどん燃え盛って、けむりは増えていく。じゃあどうしたら良いのか。火種がどこにあるのか、どんなものなのかきちんと見つめることが大事。

明瞭化していこう。

どんなことが不安?何が怖い?それってどうして?それをきちんと自分に問う。そしてできたら書く。書くと言う圧倒的不自由が自分を見つめ直すきっかけになるし、可視化されることで「そんなに多くないんだ」ってことに気付く。頭の中で考えて、何度も何度も同じ不安をぐるぐるすることがなくなる。

仕事の人間関係が不安。その一つとっても、じゃあ誰との?朝の出勤時?会議の時?電話対応?顧客との関わり?上司への報告?先方への連絡?ランチの時の会話?退社するタイミング?そうやって自分がいつ、誰と、どこで、何が、どうして不安なのか考えていく。そしたら「仕事全般が嫌だ」から「会議の発言しても何か言われるんじゃないかって時間が嫌だ」になれば8時間中7時間は不安じゃない時間に分類される。漠然と嫌だった「仕事」って言うものが仕事自体が怖いんじゃないって認識になっていく。

できることとできないこと。

会議の発言しても何か言われるかもしれない不安が嫌だ。それに対して自分は何ができるんだろうと考える。会議の出席者を変えることは自分にはできない。会議をなくすことも自分にはできない。私の発言に何も言わない様にさせるのは自分にはできない。できないことは考えるのはやめよう。だってできないから。

じゃあできることってなんだろう。会議の資料をもう一度読もう。落ち着いた説得力のある話し方ってどんななのか学んでみよう。先輩たちがどんな立ち振る舞いをしているのか観察しよう。先輩にもこう言う不安な時期があったのか、どうやって克服したのか聞いてみよう。できることをしよう。だってできるから。

不安だなって一言で言える。幸せになりたいなってぼんやりと唱えられる。どっちも一緒。不安って何。幸せってどんな状態。明確にできなきゃ克服もできなければ、現実化もしない。

不安は分析すれば行動につながる、不安に対して行動できることがある。それが一番不安の軽減になる。

いつくるかも分からない大地震にだって備えることができる。もう少し現実味のある日常生活上の不安ならもっとできることがある。自分の怖さに負けないで、行動する強さ、持っていきたい。

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