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潜入調査

2022.4.28  

アストラル潜入報告書

大学のような大きな建物の上に、誰も入れない孤児院のような病棟のような、大きな建物がある。

そこには白い服を着た子どもたちが住んでいた。彼らはおそらく外の世界を知らない。隠されていたんだと思う。

わたしと数人が屋上にいて、その子どもたちに見下ろされている。窓越しに物珍しそうにこちらを見ている。ものすごい数の子どもたちが埋め尽くしていた。

場面が切り替わって、わたしはおそらくその隠された建物の内部にいた。

女の子の意識の中。意識の中からその子の目を通して見ている、という感覚だ。重なっているけど、自由には動けない。

わたしはある部屋で子どもたちといて、女が入ってきた。年配の女。なんか雰囲気が千と千尋の湯婆婆みたいな、あんなに大きくはないけど。

その女がこう言った。そろそろこの中から誰かを決めなきゃいけない(犠牲になる者をという意味だ)

お前はどうだ?(わたしの隣にいた友達を指名した。ナツミとかいう名前だったような)隣の子は恐怖でおののいていた。

わたし(わたしが意識に入っていた女の子)はなにかの能力が高いようで特別視されていた。なので自分は選ばれないと知っていた。なにかのハイブリッドだという記憶があった。

その様子を見て、女はそのさらに隣の男の子を指名した。イーサン、お前はどうだ?と。(え?イーサン・ホーク?なぜかわたしの自我がここで突っ込む、意識覚醒率があがった様子)

その男の子は、僕が行く、と言って覚悟を決めて女について行った。

また場面が変わって、わたしは湯婆婆女に連れられて、地下深くのある施設へ案内されていた。わたしに対する信頼というか期待みたいなものがある感じで、警戒されている様子はなかった。

最深部のようなところにいくと、ある装置があった。その部屋には背の高い男がいた。そいつが何かわたしに説明していた。わたしたちにはこれしか生き残るすべがないのだ。お前だったらどうするというのか?ほかにどうしろと?だから仕方ない。そんなようなことを言っていた。

茶色いエイリアンの卵みたいな、根っこみたいな血管みたいな形状をした膨らんだ物体が5個ぐらいあって、それが光るエネルギータンク?巨大な石?のようなものに繋がっている装置だ。

この膨らんだ物体の中は人で、その一つにイーサンが入っていると分かった。血を吸っているのか、エネルギーを吸い取っているのかは分からないけど。これに選ばれる者を一定のサイクルで決めているのだ。いわゆる人柱だ。

…これはマズイ。こいつらはヤバいやつだ。ここにいちゃだめだ。その時わたしの意識が覚醒して入り込んだ。こりゃ例のレプ的な、あっち側の存在たちだわって思った。

なんか仕方ないとか同情引こうとしてるけど、生贄してる時点でダメだ。誰かが犠牲になる、こんな場所あって良いはずがない。そう思った。

この逃げられないような状況、どうしたらいいんだ?と一瞬考えた時、女の子が急に銃みたいなものでそいつらを攻撃し出した。その子か別の誰かだったか?よく分からないけど、わたしの意志ではなかった気がする。そこでわたしは夢から覚めた。


似たような話が漫画に多い。その影響もあるかもなので否定はしない。

約束のネバーランドに似てる気がした。そこでも能力が高い子は犠牲になるのが後になるという話だ。AKIRAでも、超能力の持った白い子どもたちが描かれている。

ワールドトリガーという最近見たアニメでも、ある星では神(生贄)として星と同化した人間が、自分のエネルギーを使い死ぬまで星を守り、それを繰り返していくという話にも似ていた。

何か同じようなインスピレーションを受け取っているのか?

女の子はその後、きっとイーサンを助け出したのだと思いたい。

囚われていた子どもたちはきっと解放されたんだろう。

以上、報告終わり。

投げ銭大歓迎! 喜びは巡り巡って、あなたに何倍にもなって返ってくることでしょう。