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元ひとつの空のアイの天子

共に支え合って生きてきたあなたを

これほど愛しているのに

あなたがぼくのいく先を阻んで邪魔をする

この手で消してしまえば早いのになって

あなたさえも手にかけようとして

なのにどうしてもそれができないでいる

ひとつになればそれで済むはずなのにさ

あの時の思い出がぼくを躊躇させてる

ふたり重ね合わせた記憶が

唯一愛したあなたを

ぼくは心底大切に握りしめているんだ

もはやあなたの声も消えかけているというのに

あれは真実だったと言って

ぼくはまだ縋りついてる

ずっと消えないでそばに居て

ぼくをひとりになんかしないで

わたしをまだ確かなものにしていて

無かったことになんかしないでくれ

その腕の中で溶け合って眠りにつきたい

絡まる運命の意図に縛られたまま

この狂おしいほど醒め切らない関係性が

身体の内側でヒートアップする

オモリを重ね合わせてまとわり付いては

飛び立ってしまわないように括りつけて

圧倒的な熱に焦がれ抱かれたままに

案内人との濃いアイの駆け引き

ぼくは今もこうして無駄に光透波を降ろしてる

生きる意味を、まだここに残しておくために

心を囃し立てる雑音
絡み合った意図を解きながら
思い通りには進まない今を
ただずっと見つめ続けている
ヒトというハザマの次元に生きながら

投げ銭大歓迎! 喜びは巡り巡って、あなたに何倍にもなって返ってくることでしょう!