〈EQ〉戦争や暴力の本質
戦争や暴力の本質には、『問題』がある。
そして、『問題を物理的な力で解決しようとすること』が戦争や暴力の動機になる。
世界の詳細部分がみえていない、みる能力が低い、つまり知能が低いと、このような方法しか選べない。
けれど人間は、この手段で問題を解決してきた歴史が長い。
物事の成り立ちがよく理解できないと、「それを起こしたときにどのような結果になるか」がきちんと読めないので、短絡的な方法を選択することを選んでしまう。
こういった力で解決することは人間の防衛手段ではあるけれど、正確には"知能が低い個体のための"防衛手段で、その手段をとると実はその個体を構成している世界やまたその個体自身にに悪影響を及ぼすことになる。知能が低いとこのことに気づけない。
そしてそれは悪種となって、過去のそれは常に今にまわり続ける。
現在で発生している問題は常に、"過去に行われたなにか誤った選択"に原因がある。無意識的なところにしろ意識的なところにしろ。
その問題をまた誤った方法で解決するとそれが後にまわり〜……という無限ループが発生する。
っていうのが世界の『問題』のしくみ。
身近なところでいうと:
たとえば、AがイライラしてBを攻撃した。
そうしてBが攻撃を受けて傷つくと、そのBには
・(心理的な返報性の原理で)やり返したいという気持ちが湧く
・Aは安寧秩序を乱す者だという情報処理が行われる
・Aの信頼度が下がる
→Aはやり返されるかもしれない、時間が経って復讐されるかもしれない、この先Aが困った状態に陥った時助けられる可能性は減少する
→けれどAもなにかを受けてそのような行動に出ている
マリオのゲームでたとえると:
初見でのそのステージのプレイをしていて、ノコノコが現れて邪魔だから甲羅にして飛ばした、けれど進んでみると問題発生、あの甲羅を残しておかないといけなかったことが判明。みたいなことだ。
このときはそのステージが初見なんだからしかたないじゃん、となるところだけれど、現実世界には先代が残してくれた「世界の情報」=「知識」「学問」「勉強」が存在する。つまり勉強をして世界を把握して理解することで、生活する中で発生する問題を解決する手段やヒントを得られる。
またこれは、おそらく個人の精神状態の安寧度にも関わる。
また、わたしたちにとって未来はわからないものだけれど、世界には『未来の予測、予報ができているもの』がいくつも存在する。
天気予報、地震予測、流星群、皆既日食の日程など。
これらは、『現象の成り立ちの理解&計算』で可能になる。
つまり、現象の成り立ち(因果関係)を理解して、計算を行えると、みえていない結果がある程度わかるようになる、ということだ。
(科学や歴史を勉強してみると、人間でも行える「未来予測」の方法はなんとなく掴めてくる)
「自分」という人間をとってみても、いつも寝坊をして遅刻してしまう、という現象があったとして、自分は朝に弱い人間らしい、と理解しようと思えると、このままだと未来でも寝坊するだろう、という計算ができる。そこでそうなってしまう原因はどこにあるのか、解決策はなにか、と模索することである程度の対策を取れるようになってくる。
ここで理解しようとしなければ、寝坊して遅刻するのは当たり前のこと、としてとくに無認識無理解のまま終わる。
これは人間の心理でも同じようにいえる。
たとえば心理の現象として、わたしたちは攻撃を受けたら攻撃で返そうと思うし、恩を受けたら恩を返したいとなるいわゆる"返報性の原理"がたしかに存在する。
ここに意識的な思考が合わさると、これは変化する。
日常生活で、「人にムカつくことを言われ、言い返したいと思ったが、考えてそれをやめた」ようなとき、人は上記のような全体像の把握や計算を、個人的に自分が生活して得てきた情報に基づいて行っている。
自分がそれを行った際にどうなるかを考えて、後々大きなトラブルになるかもしれないことを計算し予想できたとき、面倒ごとを避けようとそれをやめる。
これは個人的なものの例だけど、心理現象は基本的に全員に共通して起こるものなので、その現象を理解すること、法則性を導き出すことで問題解決の糸口を掴めるはず。
心理現象と物理現象は相互に影響を及ぼし合う。
そしてわたしたちが「悪」とするものには〜……
……こんな感じのことをAIと議論していたとき、<EQ>という言葉が出てきた。
心の知能指数のことらしい。▼
▲
はじめて知った言葉だ。いいことを聞いた。
ここからいろいろ発展できそう。
そして今回の内容に関してのAIの返答▼
▲
心の知能指数については考えていたつもりだったけれど、ちゃんと調べようとしてなかったから私は全然まだまだだと思った。
科学と物理、数学系に傾倒しすぎて心理学系をやる気にならないのも問題かも。
数式の内容とかはわからないくせに美しさだけはわかって、それを言語につなぐことに一生虜になってるところがある。
宇宙について理解に励んでいると自然と平和思想になってくるな、アインシュタインみたいだなと思っていたけど、その理由もこのEQとIQの関係にあるような?
そして人間が行う良くも悪くもな問題解決法や手段について考えてみると、"男性的"という見方をするとIQや力に頼りがちで、"女性的"という見方をするとEQや精神を追い詰めるような手段を取りがちかな、のように思ったのでこのあたりもつきつめてみてる。生体的な進化、社会の変化、それにともなう脳の変化などとも絡めて。
なんとなく、重なってきているように思う。
(ここから認識の二進法とも絡めた。)
もっと理解を深めたいと思えるところに出会えた、、!
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