【世界遺産×音楽】プロイセン国王 フリードリヒ2世
みなさん、こんばんは🌟
更新が1ヶ月ほど空いてしまいました。
これまで「ジーナ式」「セルフねんね」で育ってきた娘が最近、突然寝なくなり…😱💦
(娘のベッドや寝る位置を変えたので、環境に馴染めていないのかも…😭)
その関係で、あまり読書や調べものの時間が確保出来ず、音楽史のほうは勉強が出来ませんでした😂笑
それでも、音楽鑑賞の時間はなるべく確保して、娘が寝た後のリラックスタイムも大切に過ごしています😆♪笑
また、7月7日(日)開催の世界遺産検定では、新設の準1級を受験する予定です✨
まだまだ勉強時間が足りていませんが、8割以上の取得を目指して、残り4週間頑張りたいと思います🤗
さて、前置きが長くなってしまいましたが、
今日は初めて「絵画」も交えながら「世界遺産×音楽」を綴っていきたいと思います☺️
フリードリヒ2世(1712-1786)
フリードリヒ2世は、プロイセンの国王です。
※プロイセン王国とは、ホーエンツォレルン家の君主が統治し、18世紀から20世紀初頭にかけて栄えた王国です。(領土は現在のドイツ北部からポーランド西部)
「兵隊王」と呼ばれた父親の方針を受け継いだフリードリヒ2世は、軍事に長けており、国家経営にも優れていたと言われています。
そんな彼は、幼少期から音楽などの芸術や、哲学への関心を持ち続けました🎵
生涯に渡って音楽をはじめとする芸術の振興にも力を入れ、「哲人王」とも呼ばれています。フリードリヒ2世自身も、自ら「サンスーシ宮殿の哲学者」と称しており、遺言状の署名にも「プロイセン国王」ではなくこの呼称を用いたという逸話も!
バッハ一家とも親交があり、J.S.バッハが彼の作品である『音楽の捧げ物』を捧げた王としても知られています。(←こちらはまた別の回で書きたいです🙇♀️)
バッハの次男、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(以下、C.P.E.バッハ)は、チェンバロ奏者として27年間もの間、フリードリヒ2世に仕えていました🎹
因みに、C.P.E.バッハの名付け親となったのは、作曲家ゲオルク・フィリップ・テレマンなのです!テレマンのミドルネーム「フィリップ」を名づけたと言われています。
※J.S.バッハ編はこちら
絵画『サンスーシ宮殿でのフリードリヒ大王のフルートコンサート』
こちらはドイツの画家、アドルフ・フォン・メンツェルの代表作です。
※トップ画にもこちらの画像を使わせていただきました。
サンスーシ宮殿には、一流の音楽家が集い、多い時(平和な時期)で週に3〜5回も演奏会を開催していたそうです😳🎵
フルートを演奏しているフリードリヒ2世の側で、チェンバロ伴奏をしているのがC.P.E.バッハです🎹
生演奏を聴いてみたいと思ってしまいます。(←毎回書いている気がしますが😂)
世界遺産『ポツダムとベルリンの宮殿と庭園』
こちらはもちろん、ドイツの世界遺産です🇩🇪
構成資産の「サンスーシ宮殿」が、先ほどご紹介した絵画の舞台となっています。
「サンスーシ宮殿」はベルリンの中心街から約26kmに位置する、ポツダムに建てられています。
建物を設計したのはフリードリヒ2世の友人で建築家のクノーベルスドルフという人物ですが、基本的な構想はフリードリヒ2世自身が立案したそうです!
宮殿の外装は簡素ですが、室内は18世紀ヨーロッパで流行したロココ様式で、壁から天井まで豪華に飾られています。「ドイツ・ロココ様式」や「フリードリヒ・ロココ様式」とも呼ばれています。
こちらの「音楽演奏室」は、先ほどの絵画と見比べてみると、同じ部屋の内装であることが分かります☺️世界遺産×音楽(絵画)、こういった楽しみ方もあると思いました😆♪
因みに、サンスーシ(sans souci)とはフランス語で「憂いなし」の意味だとか。
なぜフランス語なのか?…とも思いますが、フランス文化に傾倒し、フランス語による著作も遺したというフリードリヒ2世の、ネーミングセンスなのかもしれませんね✨
フリードリヒ2世の音楽作品
彼自身フルートを演奏しており、数多くの作曲もしていました。
そんな彼の腕前は、趣味の範囲を超えていたと言われています🪈✨
作曲したのは「フルート・ソナタ」や「フルート協奏曲」が中心で、その数120曲以上。
その中から、今回は『フルート協奏曲』第3番をご紹介します。
重厚なハーモニー、第1楽章では爽やかなフルートのメロディーや軽快に駆け抜けるリズムが美しいです😍
(こちらのURLでは第2楽章・第3楽章も聴けるので是非、併せて聴いてみてくださいね。)
おまけの小話
フリードリヒ2世とは比べものになりませんが(むしろ比べるのがおかしいですね🤣笑)私も20年ほどフルートを吹いています🪈
思いっきりアマチュアですが、演奏していると時間が過ぎるのを忘れてしまうくらい、大好きな趣味です🥰💕
実は、もっと早くにフルートを始めたかったのですが、当時私が所属していたブラスバンドクラブでは華奢で小柄な人しかフルートパートに入ることが許されず…😦
同学年のメンバーと比べて背の高かった私は、アルトサックスを振り当てられ、2年間担当していました🎷
今考えると、何とも変なルールですよね🥺
結果的にはアルトサックスもフルートも吹ける人材(笑)になれたので、ポジティブに捉えています😂🎵
おまけに「ロココ様式」も雰囲気が好きなので、きっとフリードリヒ2世と趣味が合うな~なんて思っています(また勝手に😂笑)
彼はコーヒーも大好きだったとか☕️
今回は作曲家の生涯にクローズアップしていないので、短編になると思いましたが、やっぱり長くなってしまいました😂
いつもマニアックな記事にお付き合いいただき、ありがとうございます🙇♀️✨
次の記事は世界遺産検定の試験が終わった頃になるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします☺️🙇♀️
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