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ドラマ「25時、赤坂で」第7話の感想

現在7話まで放送されているドラマ「25時、赤坂で」の世界を愛してやまず、Xでは文字数が足りないので感想をnoteに書いてます。一個人の感想です、ネタバレあり、原作未読(ドラマ終わったら全部買います)です。

今日はついに、第7話について想いを綴りたいと思います。きいたいインライで駒木根さんが「ここからは僕が魅せますよ」(漢字は多分こっちのニュアンスで合ってると思う)って宣言されてましたね。あれとても高まりました。もう期待しかなかったです。
今まで感情表現が控えめで、羽山さんは今どんな風に思ってるんだろう、と想像しながら作品を楽しんできました。それはそれでとても素敵な時間でした。第7話を見てから今までの1〜6話を見ると、より感慨深く、私もだけど、みんな見返してるんじゃないかなぁ。

最初の幼少期の描写、私自身が今2児の母でありまして、母の立場としてもなんかすごくわかりみがありました。
女性って結婚するだけだとあんまり仕事とか変わらずできるように思うけど、やっぱり配偶者の都合で引越しになって、うまくいってた仕事辞めたり、職場変わったりしないといけなくなる人も多いし、知り合いの誰もいない環境にポンと立たされることもある。子を出産すると体型はもちろん変わるし、メンタル的にもしんどいこと多い。ましてやモデルみたいに社会で華やかに活躍してた人なら、社会と断絶して家で子のお世話だけするような生活は耐え難いものがあると思う。子がどんなにかわいくても、病んじゃう人がいるのもすごくわかる。置かれた場所で咲きなさい、なんて、言うは易し、行うは難しなんだわ。

ちょっと自分語りになっちゃうけど、私自身かなりそんな感じで、関西人だけどいきなり縁もゆかりもなかった茨城県に5年間住んでました。職場も新しく探して、結局茨城の人達がみんな親切で仲良くしてくれて、思い返せばすごく楽しい時代となったけど、苦労も多かった。けど今は、駒木根さんが茨城県ご出身というのを聞いてとても嬉しい。駒木根さんは美しすぎて、自分とは別の次元に生きてるくらいに思ってて、自分とは世界線が交わることないっていうのは分かってるけど、ラジオ聴いててたまになんとなく茨城っぽいなまりがでるのに懐かしさ、愛着を感じて嬉しくなっちゃいます。

子の立場としては家庭環境は自分では選ぶことはできないから、ある程度折り合いをつけていくしかないよな。はたから見たら恵まれてるって言われる環境でも、生きづらさを感じることはある。そのへんもすごくわかる。

大学生で自主映画作るサークルとかめっちゃ楽しそう!いいなぁ!私は結構勉強ガチな学部だったから縁がなかったけど、全学だったらこういうサークルしてる人もいたのかなぁ。
私、自主映画作ってる人達がとても好きで、現在某団体の運営スタッフに入れてもらってたりしてるので(多分界隈の人にはあの人だってすぐバレちゃうから明言は避けとこう)こういう撮影してる裏側とか、メイキング的なところ見るの好き。もしかしたらそういう点でも「25時、赤坂で」が好きなのかもしれない。
大学生の羽山さん、真っ黒な服で鍵みたいなネックレスしてるところも本人の心の内を表現してる。たしかにこんなに顔がいい人がおったらついつい顔に目がいってしまうし、ほめてしまうなぁ。
最初に白崎くんと羽山さんがすれ違うところほんっっとに好き。ちょっとスローになって、運命的な瞬間を感じる。大学生のまだ垢抜けない感じの白崎くんかわいすぎる。公式さんのオフショで大学のパンフ風写真だしていただいてたけどほんまにかわいい、もうこのままパンフとして配布していただいてよろしい?

羽山さんの白崎くん観察日記のあたりもたまらん。こんなに見てるのに話しかけないんだなぁ。白崎くんの方は絶対気づいてないし。サークルの後輩だったら話しかけててもいいように思うけど、そうしない羽山さん、奥ゆかしいな。
羽山さんの目線だから、より若い白崎くんがキラキラ輝いて見える。
白崎くんに忖度ゼロボーイと公式に名前がついた。忖度ゼロってすごいよね。大学って忖度せんと単位取れなかったりする場面もあったし、こんなコは結構生きづらいと思う。なかなかこんなに自分の思いを言葉にしてストレートに伝えられる人、曲がらない人っていない。同調圧力に負けない強さ。第一話の初見の時は若干不安を感じたが、今となっては白崎くんのこの感じがめちゃくちゃ好き。
白崎くんに言われた一言を、ずっと大切にしてきた羽山さん。羽山さんの人生を変えた言葉。白崎くんのまっすぐな目とストレートな言葉が私にも刺さりました。

羽山さんのおうち丸メガネ姿、好きすぎる。
ここからの回想シーンの素晴らしいこと。あの時こうだったのか!っていう感激の連続でした。回想シーンって一般的には以前出た映像の使い回しが多いと思うけど、ここでは今まで見られなかった羽山さんの細かい表情や、同じシーンでも違う角度からの映像も多くて、すごく見応えがあった。一連の回想が音楽と合わせて夢の中にいるような感覚もあって、何度見返してもいい。最後の「本当に夢みたいだった」「でも夢はいつかさめる」で、そこから羽山さんの手で閉じられる台本のタイトルが「昼のゆめ」っていうのも、とても美しくて切ない。

なんかもう、第7話が良すぎてこれが最終回だったとしても文句言えないくらいに素晴らしかった。けど、ここからがすごいんですよね??主演のお二人が「こんなもんじゃねぇぞ『25時、赤坂で』は」とおっしゃってましたね。私大丈夫かな、、生きてられるかな、、息できなくなったり心臓止まったりしたらどうしよう、深夜だし、一人で見てるし、、
楽しみすぎるけど終わっちゃうのがこわい。
もうトータル1万字以上書いたかな??やばいなぁ。こんなに自分の気持ちをアウトプットして文章に残したくなったこと、今までないかも。
ここまで読んでいただいた方がいらっしゃったら、ありがとうございました!

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