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ドラマ「25時、赤坂で」第9話の感想

ドラマ「25時、赤坂で」が大好きすぎてXでポストするも文字数が気持ちに追いつかず、noteに感想を書いています。ついに第9話がオンエアされました。物語もクライマックスです。
ネタバレあり、原作未読(最終回の後にすぐ全部買う予定)、一個人の熱心なファンの感想です。

第8話の続きが気になりすぎて、ハゲそうになっていた私。またまた1週間が長かった…もうこのドラマが始まってから毎週そんな感じ。
私は今や30代2児の母、仕事も10年以上頑張ってやってきた。ちょっとやそっとのことでは動揺しない、鋼のメンタルのはずだった、、このドラマに出会う前までは。

第9話、初見の時はもう頭が爆発してしまって、語彙喪失して、Xでのポストも全くできなかった。だいぶ何回も繰り返して見て気持ちを整理しております。
第8話で自身の内面と向き合い、折り合いをつけて気持ちを立て直したはずだった羽山さん。
ずっと羽山さんの気持ちを想像して感じていたから、「それはどういう?」からの、白崎くんが「役作り」って言い切った(本心はあなたのことが大好きなのにさぁ泣泣泣)時の、羽山さんの潤んだ瞳、表情。見ているこちら胸が痛くなりました。
白崎くんの2回のバックハグ、羽山さんの肩に口つけて吸ってる?ところすごい好き。
白崎くんがこんな大胆な行動に出ると思ってなかったから(公式ホームページでうっかりあらすじを読んでしまった時は頭をかかえた)、白崎くんの一挙一動、衝動的な二人に目が釘付けになってしまった。
撮り方がさぁ、またエモいのよ。敢えての引きの画で、これ第3話で羽山さんが作ったカレー二人で食べながら「セミダブルエロいね」の時と同じアングル。私は第3話が大好きで、あのシーンは今まで数え切れないくらい見てきたから、もうぐぁぁぁ(泣)ってなったし、二人が見えそうでよく見えないところが良かった。

全部が切なくて美しくて最高だけど、個人的に一番好きなのは、1回目の白崎くんからのキスの後に起き上がって離れそうになったところを羽山さんが腕を引き寄せる瞬間。羽山さんの感情の昂りを一番感じられる瞬間で、白崎くんの動きが本当に艶やかできれいで。
インスタに上がってた新原くんのダンスの動画見たんだけど、あまりに美しくて力強くてかっこよくて。白崎くんの所作がとてもきれいで見とれる場面が何回もあるけど、この人が演じてるんだからそうだよねってなんか納得しました。

我々視聴者は、第7話と第8話で十分に羽山さんの白崎くんに対する愛情を知りました。白崎くんのことが本当に大切で大切で、一番きれいな思い出で、そこに存在しているだけで嬉しい人。
それはもう確固たるものなんだけど、相手のことを大切に思うが故に、お仕事上のこともあるし、どう接したらいいのか、第9話ではずっと羽山さんは悩んでるように感じた。
羽山さんの心中に関してはまだ視聴者の判断に委ねられている部分が現時点では多いかな?と思っていて、みんなそれぞれの解釈で考察してて、いろんな人の考えを読むのを楽しんでおります。
私が最近気になってるのは、羽山さんはどれくらい白崎くんの気持ちに気づいてるのか?というところ。私個人の解釈なんだけど、羽山さんは大学時代から激重感情で白崎くんのことをずっと見てきたわけだし、白崎くんはわりと分かりやすく喜んだり動揺したりするから、白崎くんの考えてることはほぼお見通しなんじゃないかな?と思っていて。羽山さんに忘れられない好きな人(自分ではない)がいる、と思い込んでる、という一点以外に関しては、ある程度、白崎くんの好意に気づいた上で、「昼のゆめ」でのお芝居のプラスになる言動を心がけてるような感じがしていて。だからこそ、白崎くんが大胆な行動に出たことで、自分はどう動くべきか、9話では曇った表情で悩んでるのかな、と思いました。
なんか6話の前半の恋人ごっこ甘々な二人の頃とか、懐かしいなぁ。(そしてまた戻って繰り返し見ている)

「昼のゆめ」の撮影、バスローブで二人並んでるところで羽山さんが手を引っ込めたところ、3話ラストとの対比で切なかった。このシーンは最初は二人の顔しか見てなくて、そのあと何回か見たら羽山さんの背中と肩のあたりがすごく美しいなぁと見とれてて、そのあと何回か見て、やっとインティマシーコーディネーターさんのカバンのクセの強さに気づいた(笑)
私、インティマシーコーディネーターっていう単語すら、本作で初めて知りました。
私は新原さんと駒木根さんを「25時、赤坂で」で知った、ファンを名乗るには新参者で申し訳ないのですが、それでもここまで見てきて、二人のことをとてもとても大切に愛しく思っています。本当に素晴らしい俳優さんで、それぞれ今後の役者人生に幸あれと思ってます。だからこそ、二人が変に性的搾取というのか消費というのか、されるような感じだったら嫌だなと思った。今回、インティマシーコーディネーターさんが入られたということで、ちゃんと役者さんの尊厳とか意思が尊重されるんだなという安心感がありました。まだ最終回は見てないけど、きっと大丈夫、って思える。ちゃんとした環境で、よかった。
9話では今までのお話と対になっている言葉とか演出がたくさんあって、1話の羽山さんの「嫌だったら言って」を白崎くんから「嫌だったら言ってください」と返すような形になってたけど、これからの時代の恋愛ドラマは、いきなり壁ドンッ!とか強引にキッス!とかじゃなくて、ちゃんと性的合意に基づくようになっていくのかな、、とか、そういう新しい時代の流れも感じました。

篠田マネさんのシーンは毎回もらい泣き必至なんですが、白崎くんの晴れ晴れした、人として成長して、改めて篠田マネさんにお礼を言うところ、本当に感動した。今までたくさん悩んだり考えたり、初めて恋をして、相手を想うが故の苦しみもたくさん経験した白崎くん。人としても役者としても、また何段階もステップアップしていきそうで、白崎くんの役者人生にも幸あれと願います。

二人がそれぞれの家でお互いに思いを馳せているシーン、切なくて美しかった。第3話で羽山さんがカレー作ってる姿が好きすぎてずっと見てきたからエモすぎて。白崎くんが一人でカレー作って同じように盛り付けて、辛っていうのと、コーヒーに砂糖入れて甘っていう羽山さんの対照的な演出、良すぎた。天才ですか?

「昼のゆめ」のクランクアップでは、白崎くんの明るい、大仕事をやり遂げた清々しい表情と、全く対照的な影のある羽山さんの曇った表情がなんともいえず。挨拶の声も小さいし。
それぞれのイメージカラーのお花すごくキレイでよかったし、監督さんとプロデューサーさんもお疲れ様でした!って思った。
明野マネさんの「いい俳優、見つけましたね」が、ドラマの中では篠田マネさんに対して言ってる言葉だけど、これは我々視聴者にも向けられているのかな、と思うくらい、刺さった。
この作品で二人を見つけられて、私も幸せです。

白崎くん、羽山さんのお家にこんなに私物置いてたのかって、第6話のあたりできっと我々の見てない日もお泊まりしてただろうし、二人の時間をたくさん過ごしてきたんだなぁ、寂しいなぁと切なくなった。
リュックに詰めるのうますぎるし、ちょいちょいシー太くん触ってるの切ない。
なんとかコーヒーとか、話題繋いで引き留めようとしてる、羽山さん、切ない、、この後どう動くのか、、1週間長い(泣)
「キミが思い出になる前に」みたいに、気持ちを伝えるのか、けどそんなに簡単にはいかないとも思うし、、全然展開が読めないから最終話すごく楽しみ。
今週最終話、終わってしまうのは辛すぎて耐えられないけど、まだメモリアルブックや円盤の特典映像とかもあるし、それぞれの次の作品、今後のご活躍を楽しみに生きようと思います…
ここまで読んでいただいた方、いらっしゃったら、長々とありがとうございました!

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