ドラマ「25時、赤坂で」最終話の感想

ドラマ「25時、赤坂で」に尋常でない愛情を抱き、一人では抱えきれずnoteに色々と書き綴ってきました。
昨日、待望のメモリアルブックが届いて、子らが寝てから満を持して開封の儀を行ったが、どのページも全てが愛しくてしかたない。あぁもう本当にこの優しい世界が好きだなぁと、メモリアルブックを抱いて寝たいくらいでした。(みんなのポスト見てても、大体同じような気持ちだったね、みんな、もれなく1冊以上は買ってるね、愛が重いね)
その後また最終話をみてました。
あぁ愛しい愛しい愛しいあさゆき…(パンどろぼうみたいに言う)
書きましょう！最終話の感想を！
(一個人の感想で、ネタバレありです)

第9話のラスト、静かに辛そうにしていた羽山さんが、ドアを閉めて白崎くんを引き留めた後にどんな行動に出るのか、もうずっと気になって待ち遠しかった、でも終わってほしくないから、来てほしいような来てほしくないような、最終話。
敢えて無音の冒頭は本当に息を呑む緊張感で、ドキドキが止まらなかった。なんとか絞り出した震えた声での羽山さんの「帰らないで」
このシーンでは羽山さんからは唯一の言葉で、いろんな想いが詰まりすぎていた。客観的には言葉が少ないって思われるのかもしれないけど、ここまで羽山さんのことを過去から遡って私達はずっと見守ってきたから、あなたがこの一言を搾り出すのにどんなに勇気を出したか、わかるよ…
優しく髪に触れて、手に触れて、手の甲にキスして(手の甲にキスするというのは、とてもロマンチックな意味合いがあるのですね、他の方のポストで知りました)二人の想いが最も高まっているのに、白崎くんに手を下ろされた時にすっと後ろに一歩下がる羽山さん。
一触即発、という表現が正しいか分からないけど、見つめ合う二人の緊迫した糸が張り詰めた「静」から、白崎くんの裾引っ張っりで一気に「動」に転じる瞬間、本能的で衝動的な二人の躍動感に目が釘付けでした。
ここからの二人の愛し合うシーンが本当に美しくて、なんだろう、どんな言葉も追いつかないくらい、尊い。
私、恋愛ドラマは苦手ジャンルで、特に肌色の多いシーンは恥ずかしくて直視できなかったり、俳優さんのことが心配になっちゃったりするのに、この二人に関しては、不思議と恥ずかしいみたいな感情が全く起こらなくて、愛情が自分の心にも流れ込んでくるような感覚があり、時間さえ許せばずーーーっと見ていたくなるような素晴らしいシーンでした。
正直ここまで見せてもらえると思ってなかった。9話10話はインティマシーコーディネーターさんが入られてる前情報もあったし、心づもりはしていたけれど、男性同士である、社会的にも非常に難しい部分を適切な表現で、このように見せていただいて、私は二人に対して尊敬と感謝の念でいっぱいです。

翌朝の白崎くんが出ていってしまうところ、切なかった…客観的に見たら、え、なんで？あんなに愛されてたのに？って思うんだろうけど、ここまで白崎くんを見守ってきたから、「好き」って自分からやっと伝えたけど、羽山さんは何も言わなかったし、羽山さんは優しいから自分の気持ちに応えてくれた、と考えるのは全然納得。身体重そうにしんどそうに階段登ってるのもなんだかすごくリアリティを感じました。

この最終話の突出して素晴らしいのは、全く無駄がないこと。いらん演出がない。
いや、尺足りるの？とか、ほんとにあと1話で終われるの？とか、私も思ってたよ。
大体こういう展開だと、もう何万回も見たからいらないよ？っていう本編丸々の回想シーンとか、なくしたシー太くんを探し回る白崎くんとか、いなくなった白崎くんを探す羽山さんとか、あるでしょ？そういうのがないのが、とてもとてもよかった！！

羽山さんがサンダルで必死で追いかけてきて、坂道の桜の下で気持ちを伝えるシーンは、もう何度見ても涙なしには見れない。羽山さんは全編通して最強にずっとかっこよくて美しいけど、「好きだよ、白崎くん」って言ってる、自然光でのやわらかい優しい表情の顔が、私は一番好きでした。やっと気持ちを伝えられた、本当によかった…

そんでそんで、この後の佐久間さんがカメラ持ってる山瀬〜！！めっちゃ好き〜！！かわい〜！！
羽山さんの控室、ガチャッ、いや絶対今イチャイチャしてたね〜(ニヤニヤ)
フーンって、山瀬くん、なんか察した？笑
なんでいるんですか？なんでかなぁぁ〜？(すっとぼけ)嘘ヘタヘタ白崎くんかわい〜！！しかも羽山さんが食べないからって、めっちゃお菓子食べて袋散らかしてるやんっ！好き！
佐久間さんかわい〜！！そこはやりたいって言え！のところ、言い方やわらかくてほんとにかわいい！！佐久間さんはずっと纏ってる雰囲気がよくて、みんなもすごい好きだよね。ドラマ2期ではもっと佐久間さんに尺くださいねっ！

その後の羽山家でのシーンも全部が愛しすぎて最高だった！今まで辛かった分のご褒美？なんか一気に来た感じでこっちはキャパオーバーですっ！(ありがとう)
白崎くんの頭に顎乗せして、密着して昼のゆめの最終話見てるの、かわいかったー。
これからもお互いの俳優の仕事に対して、励ましあったり高めあったり、時には嫉妬したり悩んだり、そんな二人が見たいなぁ。。
朝、白崎くんの後頭部に寝癖ついてるの萌えた。羽山さん、あんなにクランクアップの時、暗い顔してたのにさ、浮かれて写真立てなんかに入れて飾っちゃったりしてるの、最高だな。こんなにこじらせて、悩んで、通じ合って、人が人を好きになることって素敵だなって、本当に、見せてくれてありがとう。
シー太くん付き合鍵ももらったことだし、この先も見せてもらっていいですか？(ドラマ2期熱望します)
この後の新規ポラロイド赫赫の演出がまた良すぎて最高で、ご本人の鯨木さんがめっちゃ沸いてたし、Melさんと一緒に大歓喜してたのをXで見られて、本当にみーんなが幸せになる、素敵な世界を見せていただけたこと、私にとっても一生の思い出になりました。多分10年後とか20年後とかでも、赫赫と東京ナイトロンリーを聴いたら思い出して泣くと思う。
メモリアルブックを抱いて寝たいとか、私の棺に入れてほしいとかまで言い出して、もう重症すぎてやばい人になってきたけど、ここまで来たらもうずっと好きでいさせて？
「25時、赤坂で」を作ってくださった、関わられた皆様全員のご多幸を祈ります！！ありがとうございます！！大好き！！