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「紫禁城のすべて」の放映を見て

先日NHK BSで「紫禁城のすべて」を放映してた。

絢爛豪華な紫禁城
まず、北京の天安門広場のすぐ近くにある事すら知らなかった。24人もの皇帝が住んでいたと言う故宮
古い時代の中国ドラマに出てくるあの建物です。
紫禁城正門、午門(ごもん)、入り口としては
世界最大
色鮮やかな装飾🩷
中に入ると川が流れていて、5つの橋が架けられ身分別で使用、
真ん中は真っ直ぐで皇帝専用だとか
「紫禁城」の名前の由来
天で唯一動かない北極星を紫微星と呼び
そこは天の中心、天の帝の住む所、紫微宮と呼び普通の人は立ち入れない城ということで
名付けられた。

壁は故宮のシンボルカラー赤、邪気を祓う色
屋根は黄色、最も尊い色、大地の色、
大地を育む色
その中の乾隆花園は乾隆帝が独特の世界を作り出してる。
屋根には走獣、火除け魔除けを現す
中にある装飾物は絢爛豪華、
龍の装飾物が多い。
龍が邪気を祓い災いを避け持ち主の権威を現している。5本爪の龍は皇帝だけが使える

軒猿鏡
玉座の上に玉があり、正当な皇帝でない人が座ると玉が落ち命を奪う仕掛け、
恐ろしやー
内部には沢山の龍が表現されている。

出演のヤマザキマリさん曰く
古代ギリシャ建造物と似てる、
着彩の考え方も同じ、
古代ギリシャも昔は色とりどりだったとか。
色んな人が変わる事で色々な物が集約された城

清朝第6代 乾隆帝
乾隆花園は彼が好んだ所
乾隆帝は建築物や文化芸術が好き
庭園の遊び場も風情がある
符望閣には彼の世界観が集まった部屋が
東西南北と中心部に色々な意味を持った部屋及び玉座がある。ここで宇宙を表してたと言われる。

私が興味持った「乾隆帝」
倦勤斎、心と体を休める場所
東の間では板壁に刺繍を上は竹を薄く削って装飾していた。
西の間には彼が信頼した芸術家に執筆させた通景画が描かれている、本来中国では使わない技法で描かれた絵画、
それはジュゼッペ・カスティリオーネと言うイタリアの画家が描いたからだ。
宣教師として中国に入ったが、皇帝画家として
使われるようになった
その後乾隆帝自身の絵を描いて欲しいと言われ、横顔にして描いたが両耳で人民の意見を聞くから正面向いた顔にして欲しいと熱弁された肖像画を完成させた。
(下記画それだ、wikipediaの画像)

イタリア人画家であるジュゼッペはヨーロッパと中国大陸を融合させ多くの作品を残した。
それを認めるだけの文化的意識見識があったからこそ乾隆帝は文化財を残したのでしょうね。
2人の才能がこの時代だからこそ華開いた
大事な文化開花だったのでしょうね。

とても心に残ったな内容でした。

#紫禁城

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