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福祉施設の“人手不足”が、私のところにもやってきた

福祉施設の“人手不足”が、私のところにもやってきた
「サイコロジー・メンタルヘルス&日々のあれこれ」

 福祉・介護分野での“人手不足”が指摘されて久しいです。外国人材やロボテクの活用などの対策が試みられていますが、まあ“焼石に水”の状況です。

 私がお手伝いに出向いている社会福祉法人でも、中途退職などによる欠員に産休・病欠などが重なると、事業運営に支障をきたすほどの“人手不足”に、あっという間に陥るようです。私も先日、出勤日数を増やせないか、内々に問い合わせがありました。求人を出してもヒットしない状況のようです。


 力になりたいのは山々である一方で、私には私の事情もあり(雇われて働く積りであるなら、そもそも前職を退職していない)、当面の間、週1日を追加するのが精一杯であるのは、申し訳ないところです。ちなみに、私は前職の経験や職場での立ち位置(アドバイザー・コンサルな役割を期待されている)から報酬単価が高めなので、そんな私が“人手不足”の穴埋めをするのは、経済的観点からも最善の手とはいえないですよね。

 法改正・施行による物流業界の人材不足(2024年問題)を始め、あらゆる分野で同様の問題が報じられています。そのような状況で、福祉・介護分野が全体として人材を“買い負けて”しまうのは仕方がない※としても、打てる手はないのでしょうかね。

※福祉・介護(医療も)分野は、報酬単価が公定価格として定められているので、各事業所の増収余地が非常に狭く、従事者の処遇改善に当てる原資を作りにくいのです。

 せめて私にできることは、福祉業界で私が見聞きした現実(それは必ずしも“やりがい搾取”といった醜いものではない)を、ここでありのままに伝えること、そして、問題・課題に行き当たったら、できる限り解決策(の案)も示すこと、などによって、求職者の方に安心感を持っていただくお手伝いをする、といったことでしょうか。がんばりますよ(白目)…。

(おわり)

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