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【誰でもできる自炊】 季節を味わう「島らっきょう」

 最近、光熱費でも外食でも、値上げが凄まじいだろう。でも、ちゃんと食事をとりつつ、好きなことには今まで通りお金を回したい。そんな時には、自炊の登場だ!誰でもできる自炊のアイデアを、スギちゃ…もとい、「りらの中のひと」が紹介するぜぃ。

 今日のお題は「島らっきょう」だ。え、ずいぶんマイナーな野菜を取り上げるんだな、って?そうさ、東小金井に地産マルシェができたのさ(笑)。新鮮な野菜がお手頃価格で買えるから、しょっちゅうパトロールしてるんだぜぃ。それである日、島らっきょうが半額のお勤め品になっていたので、連れて帰ったってわけさ。

写真1・島らっきょう。半額になって151円(税込み)だった。

 島らっきょうは、沖縄の作物なのに、寒い時期が旬らしい。外側の薄皮を一枚はがして、手のひらに塩をまぶしてごりごりと擦り込んだら、冷蔵庫で一日以上寝かせる。それだけ。

写真2・仕込んだ翌日の島らっきょう。ほんの少ししんなりしたのを、味噌つけて食べる。

 味は、長ねぎとも違う、青い味がするのが何とも言えない。子どもの頃、道端に生えてるのを抜いてきて食べてた「野蒜(のびる)」と、ちょっと似ているかもな。

 ちなみに、島らっきょうの葉の部分(長ネギに例えると、青い部分)は、捨てちゃだめだ。細かく刻んで、お醤油にひたひたに浸しておくと、香りが移ってこれまた美味いんだぜぃ。今日は、焼いた厚揚げに乗せて食べたんだが、もう最高だぜぃ。

写真3・4・厚揚げに生姜と鰹節、そして“島らっきょう醤油”。

 なあみんな、近所の八百屋やスーパーで、島らっきょう見つけたら、ぜひ連れて帰って食べてみてくれ。お勧めだぜぃ。

※このメニューを、栄養摂取の面で推奨しているのではないことを、ご承知おきください。現在の食事の質を落とさないこと、欠食を避けることが前提であり、可能な範囲で節約できる手軽な工夫を共有したい、と考えています。

(おわり)

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