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【中学受験】4月からはどんな?そして親御さんは。

中学受験をこの2月に済ませた受験生の皆さま、保護者の方々、お疲れ様でした。

およそ4人に1人が第一志望校に合格すると言われている昨今ですから、結果にはいろいろな想いがあることと思います。

しかし4月から通う学校が、母校になります。
その学校の門をくぐるのが楽しみ、そこの一員になるのが楽しみと今わくわくして欲しいなと思います。

そして4月を迎え、入学式の翌日からは学校生活が始まります。

最初は、友達もいないかもしれません。
うちの子のときは、塾単位で固まっていて、
NNで顔見知りだとか、大手塾だとかですと見知った顔がいるかもしれませんが、子は小さな塾からでしたので知り合いもいなくて、何日間かはなんと!ぼっち飯だったそうです。

ずっとじゃないから大丈夫。
むしろ新しく友人ができるから、塾の縛りはなくて良いのでは?
と話をしていたのを思い出します。

それから、
第一志望だった?と聞いてくる子もいたとか。
そんなのは最初だけです。
第一志望だとどっちなのか、それを聞くことで値踏みをするのだとすれば、そんな気持ちはさもしくて、そこに捉われていること自体まだ気の毒だなと思います。
そしてだからなんだ?という強い気持ちを、聞かれても思うことです。

そして部活動も始まります。
とはいえこれは、かなり先になりますかね。
だいたいが学校に慣れることを最初のハードルとしますから。

通学も、慣れない電車通学だったりしますよね。周りを見て自分たちだけが電車に乗っているのではないことを自覚しましょう。
ついつい声が大きくなったり、ドア付近に固まったり。最初は仕方ないですが、そこから社会との接点になります。舌打ちする大人や、痴漢もいます。痴漢の対処は学校が指導してくれたり、保護者の方と事前に話しておくと良いと思います。こんなこと対策しなきゃならない世の中だってこと、恥ずかしいですよね。

まずは早寝早起き、学校生活のサイクルに慣れることを主目的にしましょう。

塾にすぐに通う人も多いかもしれません。
鉄緑?否定はしません。塾も産業なので。
でも本当に今必要なのかどうか、立ち止まって考えるのも大切です。
第一は学校に慣れる、次に、くらいに考えていても大丈夫かなと思います。

中高一貫校にもいろいろあるので、考えもいろいろです。
私は中高は大学進学のための場所ではないと、考えていたので、自分の子どもはそういう自主性を重んじるところに通っていたことが嬉しくもあり、羨ましくもありました。
自分の進路は自分で見つけるための6年間、でした。
でも、理想論でもあります。
だから保護者の方は時々、お子さんが何を見て何を考えているのか、見つめてあげると良いと思います。

つらつら書きましたが、まずは4月を楽しみに、残り1ヶ月の小学生生活を楽しんでください。

何があってもお子さんの味方は親御さん。
それをずっとメッセージとして、お子さんに発信し続けることが大切かな、と思います。

塾講師として、母親として、どちらの立場からも思ったことです。

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