見出し画像

伊集院静さん…

伊集院静氏の訃報に接し、毎週のようにがっくり来ていたのがもう限界突破のような気分になってしまいました。実はKANさんのニュースにも、かなり気持ちを抉られていたのです。

この本がとてもとても好きで、読んだ時の自分の感想が読書メーターに以下のように書いてあります。

【またまた号泣本。通勤電車でぐずぐず泣いてしまい本を途中で閉じることもできず、読んで泣いてます私、みんな気にしないでください。継承されるということは、コピーをただ作るということではない。そして人一人が出来ることは小さくてもそれらか積み重なったら大きなことにつながっていくのかも。土間の三和土から山登りから最後は飛行機からの視点と変わっていくのかまた良かった。伊集院氏が早くご快癒されますように。】

2020年1月にこの感想を載せているので、この時もお具合が悪かったことが思い出されます。

伊集院静氏はたくさんの本を書かれていて、作詞家だったこともあって、まぁ若い頃もお年をとられてからもなんともいえず魅力的な方だなぁという印象です。

新聞で悩みに答えるコラムを書かれていて、これまた一刀両断。
この視点でこう来たか!がスカッといたします。

本当にお亡くなりになったのですか?
もう、読めないのですか?

いや、私はまだまだ未読の本がたくさんあります。だからこれからもずっと、文字を通してお会いすることができます。

それにしても今年は、たくさんの方々がお亡くなりになってしまい、気持ちの整理が追いつかないという方も多いのではないでしょうか。

また電車でぐずぐず泣いてしまいそうなので、最近は読書を家でするようにしていましたが、もう、いい歳の大人が泣いたっていいじゃない!と、やはり読もうかな、電車のなかでも。
自分にだって時間は限られているわけだろうから。それを知らないだけなのだから。

なんだか命が儚くて、しかも若くして、というのにやはり考えさせられますね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?