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本や漫画の読書日記

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乱読の日々のなか、心をうつ言葉や、学び、そしてこれは私とは相入れないなど様々なものに出逢います。それらをまとめてみました。いずれブラッシュアップして、さらにジャンル分けなどしてい…
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#おすすめの本

森見登美彦さんの『シャーロックホームズの凱旋』で京都・ロンドンを浮遊する

森見登美彦さんの新著『シャーロックホームズの凱旋』を読みました。 舞台はヴィクトリア朝京…

りらこ
1か月前
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桃野雑派さんの『蝋燭は燃えているか』で京都の街を疾走

わたしたちは、1人ひとりが感情をもっていることがわかっているのに、SNSという舞台に上ると途…

りらこ
1か月前
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満州を舞台にした絵本・マンガ

若い頃、トランジットで大連に行ったことがあります。 北京に行く飛行機。 今なら直行便がガン…

りらこ
2か月前
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朝井リョウさん『正欲』『何者』にみる人物描写の凄さと、読後の粉砕

本屋さんへ行くと『正欲』が平積み。文庫版が発売になっているので気になって仕方ない…という…

りらこ
2か月前
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パレスチナに生きる、人の心は同じことに気づく絵本

ある日大学生の子どもが、駅前で行われた stop genocide、free Palestina、のデモに参加したよ…

りらこ
2か月前
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『鴨川ホルモー』から万城目ワールドにはまってしまった話

森見登美彦さん、万城目学さんといえば、京大卒の作家さん。 森見さんの小説は好きで読んでい…

りらこ
2か月前
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オードリー・タンさんの言葉の力を浴びよう『自由への手紙』『デジタルとAIの未来を語る』

台湾で地震があり、その後の避難所の対応のニュースなどを見て思い出しました。 台湾にはあの方が、いらっしゃる。 そう、ご存じでしょうか「オードリー・タン」さんです。 以前、オードリー・タンさんの本『自由への手紙』を読み、衝撃と感銘を受けたことを思い出しました。 読んだ私はその時、台湾にオードリーさんがいることに、軽い嫉妬さえ覚えこの本を若い人たち、そして私のように少し頭が固くなっている人も読むべきだと思ったのです。 ちょっとアマゾンの目次を見ただけでも、その魅力がお分かりに

3月発売新刊漫画は(沼)これがおすすめ!

3月は継続して読んでいる漫画の新刊の発売が相次ぎました。 読まないという選択は無くて、つ…

りらこ
3か月前
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夕木春央『サロメの断頭台』でミステリーの醍醐味を

ミステリーは読み始めると止まりません。 ついつい、時間を忘れて没入してしまいます。 今回は…

りらこ
3か月前
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【読書日記】ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー2

ずっとずっと読んでいたいと思える、ブレイディみかこさんのこの本。 何より親子関係がとても…

りらこ
9か月前
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【本の感想】『不倫それは峠の茶屋に似ている』ひと休みしたい時にあるちょうど良い茶…

わが青春とともに! 突然叫び出しましたが、『有閑倶楽部』とともに成長した方多くないですか…

りらこ
1年前
4

【絵本】『たまごのはなし』から、たまげたはなし

たまごが主役の話って結構ありますね。 殻を被ったカリメロ(ふるい!皆さん知らないかも?)…

りらこ
1年前
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