見出し画像

ジュンベリー実の収穫

ジュンベリーの木と私たち家族の物語は10年以上前にさかのぼります。ずーっとあこがれていたジュンベリーの木を私のお庭のシンボルツリーとして植えました。今では我が家の春から初夏にかけての恒例行事であり、そして毎年6月には美味しい実を我が家に届けてくれます。

下の写真は,ジュンベリーの木に実が付き始めた5月中旬の様子です。まだまだ青い実がたくさんですね

5月中旬のジュンベリーの様子

この写真は5月下旬の様子です。もうすっかり,実が熟していますね。とってもおいしい実が今年もたくさん実りました

5月下旬のジュンベリーの様子

5月下旬のジュンベリーの鮮やかな赤色の実は、一粒一粒が小さい宝石のよう。その独特な風味と香りは、私たちにとって夏の訪れを告げるものとなっています。

そんな我が家のジュンベリーの木が実をつけると、我が家だけでなく鳥たちにもその知らせが届きます。彼らは美味しいジュンベリーの実を求めて木に集まり、その実をついばみます。我が家と鳥たちとの間で毎年繰り広げられるこの共有の時間は、自然とのつながりを改めて感じさせてくれます。

さて、ジュンベリーの実が十分に熟すと、収穫の時間がやってきます。手作業で一つ一つ丁寧に実を摘みます。

収穫したジュンベリー


収穫した実は私たち家族全員で楽しむために、毎年ジャムにするのが恒例となっています。

自家製のジャム作りは、私たち家族にとっての夏の楽しみの一つです。ジュンベリーの実を煮込み、砂糖とレモン汁を加えて煮詰めます。自家製のジャムは、その鮮やかな色と風味が保存され、一年中ジュンベリーの味を楽しむことができます。

今年は、いつものジャムに加えて新たな試みとして、ジャムをさらにジュースにしました。

ジュンベリージュース


その爽やかな甘さと風味は家族全員を喜ばせるものでした。ジャムを溶かして水や炭酸水に混ぜて作るこのジュースは、暑い夏の日にぴったりの飲み物となりました。その色彩も美しく、ジュンベリーの鮮やかな赤色がそのままジュースになり、一杯で夏を感じることができます。

さらに、新鮮なジュンベリーのジュースは食事の際にも素晴らしいマッチングを見せてくれました。特に、様々なチーズや冷たい肉料理とともに楽しむと、ジュンベリー特有の甘酸っぱさが料理を引き立て、新たな美味しさを引き出してくれました。

今年もまた、ジュンベリーの木が私たちに実をくれ、私たち家族はその恵みを形にすることができました。その過程は、家族で一緒に時間を過ごし、自然とつながり、季節を感じる大切な時間となっています。そして、その結果として得られたジャムとジュースは、我が家の夏の味として、また家族の絆を深める一部となっています。

我が家のジュンベリーの木は、ただの木ではありません。それは我が家の歴史と、我が家が大切にしているもの、そして私たち家族の生活の一部です。その物語を、これからも引き続き私たちと一緒に楽しんでいただければ幸いです。ジュンベリーの木、ジュンベリーの実、そしてそれを楽しむ家族の姿を思い浮かべながら、次の夏が待ち遠しくなることでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?