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Photo by
morikoharu
七夕に願いをのせて。【企画参加】
刻一刻とすぎていく日々の中で、
私たちだけが取り残されているようだ。
雨に閉じ込められた薄暗い部屋に聞こえるのは、
微かなエアコンの音と扇風機。
子供がつけている妙に明るい動画の主の声は、
この空間では違和感でしかない。
しかしこれが今の私の現実であり、
目を背けてはいけない日常だ。
不登校の子のどれくらいが、
こんな生活をしているのだろう。
べつに毎日がこんな憂鬱なのではなく、
ごくほんのたまにやりきれないことがあったり、
そんな気持ちになったりすることがあるだけで。
嘆いてばかりでは始まらないのだが、
そもそも子の心あっての話だから、
今はどこにもいけない、いったら壊れてしまう。
というのなら、ここにいるしかないのだ。
私の願いはー
「 息子がちゃんと自立できますように 」
今はこのままかもしれない。
しかしずっとこのままというわけにはいかない。
世界から取り残されたような日々、
それでも体は大人になっていくから。
もはや単に学校に通えという話ではない。
彼はいつか自立する術をその手に掴んで、
巣立たなければならないんだ。
私の今一番の不安要素であり、
まったく進まないし見えなくて、
時として押しつぶされて何もしたくなくなることもある。
noteで楽しそうにしているが、
現実の私はこんなものだ。
がむしゃらに探しても道がなかったため、
今少し流れにまかせている。
久しぶりの雨が
私の陰を浮き彫りにした。
🔻こちらの企画に参加しました。7月7日まで。
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