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作品の向こう側に見えるもの。

創作大賞も感想の期間も終わってしまったけど。


昨日ようやく読み終えたので、少し書きます。

毎回寝落ちしちゃって..(*ノ>ᴗ<)テヘ

アポロンとはnote開始時辺りからの繋がりで、アポロンがここにいたりいなかったりしてた中で繋がってきた縁がある、そんな感じです。難しいな..と思いつつ読んでたのに、なんか読み終えたら急になにか書きたくなりました(´∀`*)フフ


ずっと気になってた大きなポイントとして、私も関わっていたPJさんの作品と世界観が似ているところ。宇宙、AI、アンドロイド。

その中で共通点を探してみたときに、作者の嗜好が反映されてることに気づいた。この二つの作品に限らないことだけど。

PJさんのほうにはやたらワインが出てきて、料理がイタリアン?だったり、これはきっとお酒の好きなPJさんの嗜好なのだろうなと(でも今禁酒してるから欲望?🤭)。



対してアポロンのほうは、まず宇宙船の名前「飛車八号」。棋士のベルが対局戦で父を負かしたり、対局を比喩した表現も見られたりする。

また途中でクリリンの真似をしてカメハメ波を出してきたり、天童よしみになって「なめたらあかん〜🎵」と歌い出したり、ここはリアルなのか仮想世界なのかどっちやねん(。・ω・)ノ゙と突っ込みつつ、こうやって作品の向こうに作者を感じるのは、普段の作者の記事を読めて知ることができるnoteだからこそなのだろう。


一見ふざけたようでまたシリアスに戻ったりと緩急あるなかで、おそらく筋を通しているのは主人公アンバーへの作者の愛。を通して、読者への愛。



アンバーは複数いるアンドロイドの中では異質で能力が高く、それゆえ孤独である。そして子供のようにひたすらに純粋。純粋ゆえの歪さも。私の中で、アンバーとアポロンが重なっていく。


純粋な心を持つ故に、人間よりも人間らしいアンバーは、シンギュラリティを決して持ち合わせていない。作者アポロンの座右の銘である「ラブアンドピース」を体現させているのだろうか。このラブは、全てに対して平等で純粋な愛だ。


人は純粋なままで生きられるわけなどない。
だからこそ作品の中にアンバーが誕生した、と勝手に解釈してみた。たとえあなたがいびつで欠点ばかりだとしても、向日葵たちと生い茂る木々の間を通り抜ける夏風が、この世界そのものが、笑ったり泣いたりしてありのままの自分でいいんだってことを、きっと教えてくれる、そんな気持ちになりました。

自己肯定するプロセスなんてこの際何でもよくて、それが広まれば争う必要も必然的になくなるわけで。

ちなみにアンバー、琥珀の石言葉は「幸運の象徴、優しさ、愛」。プラスのエネルギーを秘めた幸福の石だそう。もちろんストーリーのように簡単にはいかないけれど、その1ピースにでもなれたのなら、世界がほんの一歩だけ優しさのほうに傾く、そんなことを願いながら。



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あまり深読みは出来てないけど|qω・)コソ

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