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慶應生インフルエンサー図鑑vol.2 前編 石井隼一郎 

こんにちは!りっぽです。

新入生のみんな、改めて入学おめでとう!大学生活が始まってみんなはこう感じているだろう_____。

「大学ってめっちゃ楽じゃね?」

そう、大学は本当に楽なのだ。とことん楽しようと思えば何もしなくても卒業することだってできる。
でも、それじゃあもったいない!楽ってことは時間があるってこと。大学生活は何かをするには最適な時期だし、それは必ずみんなの将来の財産になる!そんなみんなへのアドバイスをこの記事では送れたらな、と思う!

今回インタビューさせて頂いたのは、慶應ボーイコンテスト2021でグランプリに輝いた、石井隼一郎さん!

石井さんは、慶應ボーイコンテストでグランプリを獲得しただけでなく、SDGsの問題を解決する学生団体「ジュウナナブンノイチ」を自ら立ち上げたり、慶應最大級のバスケットボールサークル「鳩バス」の代表を務めたりと様々な活動をされてきた方だよ。

今回は、そんな行動をしまくってきた石井さんが、いかに行動を起こしてきたかを紐解いていこうと思う!みんなが行動を起こすための助けになればいいな!
それでは、本編スタート!

※今回は大容量の2本構成!前編では「石井隼一郎さんについて」と「ジュウナナブンノイチ」をお届けするよ!後編では「ボーイコンテストグランプリ受賞の裏側」と「石井さん今後の展望」をお届け予定。


石井隼一郎さんについて

りっぽ:本日はよろしくお願いします!やっぱり生で見るとオーラがありますね!石井さんの幼少期は一体どんな子供だったんですか?

石井さん:よろしくお願いします(笑)。周りからよく"慶應っぽい"と言われていましたね。そう言われてるうちに自分でも真剣に目指すようになりました。
あとは色んな場面でリーダーを担うことが多かったです。学級委員だったり、文化祭の模擬店代表だったり。目立つことが好きだったんです!(笑)

りっぽ : すごい!やっぱり幼少期からリーダーの才能が芽生えてたんですね!

石井さん:でも上手くいくことばかりではなかったんです。中学生の時に両親が離婚して不登校になってしまったんです。精神的に立ち直った後も、なかなか元の生活に戻れず今では黒歴史の時期です。
そんな生活から僕を救ってくれたのが友達の存在です。「僕の居場所を作ってくれた彼等にとって自慢の存在になりたい。」この思いが僕の行動力の源泉になりました。そこから慶應を目指して勉強したり、学級委員に立候補したり、っていう行動のモチベーションが生まれていきました。

りっぽ:そうだったんですね、、。友達へのリスペクトの気持ちが自分のやる気の源になっているなんて、卑屈なりっぽには考えられないことだっぽ、、。

学生団体「ジュウナナブンノイチ」について

立ち上げの経緯

りっぽ:リーダー経験豊富な石井さんですが、なんでも学生団体を立ち上げた経験がおありだとか。どういった経緯で立ち上げに至ったんですか?

石井さん:「ジュウナナブンノイチ」というSDGsに貢献する団体を立ち上げました。フードロス問題に焦点を当てて取り組んできたのですが、その背景には飲食店を営んでいる母親の存在があります。食品廃棄物がなくならないことへの歯がゆさと、実際に事業をまわす経験がしたい気持ちの二つから友人たちと活動を開始しました。
具体的には、普段大量に廃棄されている、熟して茶色くなったバナナをスムージーやパウンドケーキにして販売する、という活動をしました。

りっぽ:すごい、、りっぽからすると団体を立ち上げて活動するのって、まず何をすればいいんだろう?っと感じなんですが、、。

石井さん:僕の活動で重要だったポイントは二つあって、「資金調達」「周囲の人の協力を得る」ことでした。

「資金調達」については、まずメンバー四人でそれぞれ2万円ずつ出し合い、あとはクラウドファンディングを行いました。
見積もった段階でクラウドファンディングで10万円が必要だったのですが、ありがたいことに19万円も協賛頂くことができました。なので資金に関しては想定よりも余裕を持てたんです。

とはいえ、お金だけあっても物は売れないので、「周囲の人の協力を得る」ことに次は取り組みました。バナナの仕入れ先の八百屋さんや会場となる商業施設、地域の商店街小学校観光協会にも足を運んでお話を聞いて頂きました。
結果的にキッチンカーにて商品を販売することになったので、キッチンカーのレンタル業者の所にも行きました。四日間で22万円と言われたところを交渉して10万円まで下げて頂いたりしました(笑)。

りっぽ:そんなに値下げしてもらえたんですか!?

石井さん:はい(笑)。学生を応援したいという社長さんだったのと、何度も足を運んで関係を構築できたことで熱量が伝わったのかなと思います。

活動の結果

りっぽ:その後の活動はどのように進んで行ったんですか?

石井さん:結果から言うと、第一回目(スムージー)では、売上は25万円で費用が22万円となり3万円の利益を出すことができました。
第一回目は利益よりも”売り切ること”を目標にしていたので、利益としては小さくても目標は達成できました。
課題としてスムージーは提供スピードに限界があることや原価率が高いことが挙がりました。

そういった第一回目の反省を生かして、収益性により比重を置いたのが第二回です。選んだのはパウンドケーキです。パウンドケーキは原価率も低く、スムージーと違って作り置きでき、商業施設での販売も許されていました。
パウンドケーキ作成の協力を仰いだらサークルの仲間たちが10人程集まってくれて無事販売を迎えられたんです。みんなにタダ働きさせてしまいましたが(笑)。

結果として完売させることができ、売上は27万円を達成。費用面は8万円と大幅に抑えることができ、利益は19万円にもなりました。

ビジネスとして回していくには十分とはいえないかもしれませんが、実際に事業を起こして利益を出す、という経験ができたことは大きかったです。


前編はここまで!どうだっただろうか。石井さんの行動を詳細に見ていったことで、みんなが何かを始める勇気につながっていたら嬉しい!

続く後半では、慶應ボーイコンテストについて取り上げていくよ!石井さんがグランプリを勝ち取った裏側には一体何があったのか。乞うご期待!


☆石井隼一郎さんのSNSはこちらから!
Instagram : @keioboy_no1
Twitter : @keioboy_no1




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