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《映画感想》「そしてバトンは渡された」

久々に映画感想などなど。

原作読んでないので映画の感想だけだと。
ハートフル過ぎてちょっともたれた感じでした。
ただ、女優さん俳優さんたちの演技がとても上手い。石原さとみさんはとても綺麗、服装も華やかで素敵。

でも、正直なところ展開も少し読めたし、落とし所もわかりやすかったかなぁ。

あと、バトンって。。子どもの意思は?ってなる部分が多くて。現実にあったとしたらこんなに真っ直ぐ純粋に育つかなって。ちょっと素直じゃない私は思ってしまう。
こんなに振り回されて、自分の意思は無視されて、それでも愛されてたありがとうって私だったら思えないかなぁ。。
お父さんズがそれを埋めてくれる愛情をくれていたからなんだろうけど。上手い事こんないい人ばかりに出会えるだろうかと思ってしまう。


素直で純粋に見える主人公の優子ちゃんの、もっともっと素直に爆発して、反抗して、ぐちゃぐちゃにしたいって言う気持ちが見たかったなと思ってしまう。人間臭い人間が好き。

失敗して間違えてぶち当たって後悔して、そんな人間ドラマが好きだなぁと思ったり。

リレーでバトンを渡されても、落としたっていいじゃない。次は落とさないように大切に運ぼうとするよりも、落としそうになっても落としてもまた拾って走り続けらたらいいじゃない。

私が子どもだったら、大切に引き継がれるただのバトンになんてなりたくないよ。一緒に隣を走る二人三脚がいいよ。一緒に走りたかったよ。最期のその時まで一緒にいさせてよと泣き叫ぶと思う。

結婚式は扉が開いたところが人生のスタートで、バージンロードは、一歩一歩前に進み、たくさんの人たちに支えられて進んできた人生の道。
振り返れない、人生は戻れないから。ただ前を見つめて歩みを進めるようにと言われた事を思い出した。確かに父から夫にバトンは渡されたけれど、それはバトンではなくて一緒に歩んできた人間として、二人三脚のパートナーを次の走者に引き継いでいくのだと思う。転ぶ時は一緒に転び、テンポが合えばスピードが上がり、足がもたついてうまく進めない時もある。紐が解けそうになる時もある。

我が家はまさに大分もたついているけれど(汗💦)それでもなんとか紐が解けずに、テンポを合わせて進んでいけるように。

前に進んでいけるように頑張っていきたいなと思ったり。

ハートフルばかりの人生じゃない人生を抱きしめたいと思います。

映画感想から決意表明になってしまった笑


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