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モーニング・ページを始めた感想(加筆・修正)。

2年くらいnoteに登録していましたが
記事を書くのはこれが初めてです。
改めてよろしくお願いします。

事務職として16年勤めていた職場を
心身ボロボロになり3月末で退職し、
コロナ禍で7ヶ月程引きこもりました。
ふと、好きだったデザインの勉強を
徹底的にやってみようかと思い立ち
秋から職業訓練校に通いました。

フォトショやイラレは趣味で
ちょこちょこ触っていたけれど、
一度もデザイン系の職業についたことのない
自分にとってはハンデがとても大きかった。
毎日休まず授業についていくのがやっとでした。
いちばん落ちこぼれだった気がします。

卒業間近の就職活動にも精神的に耐えられず、
ダメ元で登録していた派遣会社から
お声を掛けてもらい、逃げ込むかのように
お仕事を決めてしまいました。

結果、3年でそこも逃げ出しました。
高学歴の理系研究者の中で
高卒の自分が例え派遣でも働く事に
場違いと息苦しさを感じてしまった。
たった半年習っただけの文系CADが
通用する訳がない。
今ではCADすら与えられることなく、
また事務仕事の日々です。

そんな時にAmazonで偶然、
「ずっとやりたかったことをやりなさい」
という本を見つけました。
お盆期間中は幸い仕事が無かったので
半ばすがるような気持ちで
12週間チャレンジしてみることにしました。

基本ツールは3つ。
①モーニング・ページ
②アーティスト・デート
③チェック・イン
(という、私なりの認識)

①朝30分ほど早起きして、
心の中をノート3ページ分書き出すというもの。
とにかく3ページ、これは守る。
ノートは無印良品のB5無地リングノートを使っています。
性格が3日坊主なので、
無理のないように続けたかった。
否定的な言葉が浮かんでも、
最後には肯定で締めくくる。
気分や条件が整っていまいと関係なく行うこと。

②アーティスト・デート
自分の中の、生まれたてのアーティスト(ヨチヨチの赤ちゃん)に
栄養を与えることを目的に、とにかくその子が喜ぶことを何でも行う。

③チェック・イン
7日間のモーニング・ページを終えたら
自分を振り返る作業を行う。
どのくらい①と②が出来たか、とか。
その他に重要だと思えることがあったか、など。

何かを始めるということは、
自分にとって全ての条件が整い
天から何かが降りて来なければ
書けないと思っていたので
当然、何十年も何も生まれませんでした。

しかし、長年染みついた自分の習慣や性格は
なかなか治らず。
ほぼイブニングページと化しながらも
それでもどうにか2週目まで
続ける事が出来ました。

アーティスト・デートをしなさいと言われて
私の場合、まずは本を買いまくった。
もののけ姫と耳をすませばの絵コンテ、
フランスの可愛い村の写真集、
レーエンデ物語の第二巻、
花の描き方の手引き書、
何より一番びっくりしたのは岩波の国語辞典を
買ってしまった事だった。

モーニング・ページは誰にも見せないという
ルールがあります。
漢字が書けなくても平仮名でも
全然構わない。
でも、ちょっと気になる時は
その度にいちいちスマホを開く訳です。
案の定ネットサーフィンが
始まってしまいました。

モーニング・ページは30分くらいが理想ですが
結局ツイッターやらインスタやら
LINEやらパコパコ、
全然集中なんて出来なかった。
国語辞典のお蔭で書く意識が
「ぐんっ」と上がってきました。

1週目の「安心感を取り戻す」は、
まだリハビリのような感覚だったので
何とかクリア出来ました。

自分の中の変化といえば、
先ほどの国語辞典を買い直したことと
ずっと何年も捨てられなかった粗大ゴミを
処理場まで自分で捨てに行けたこと。
母が使っていた車椅子も、思い出が深くて
20年くらい和室に置いたきりでしたが
これももう、お別れしなくちゃと
持っていきました。

2週目の「アイデンティティを取り戻す」に
入りましたが
急に課題が具体的になってきた。。
まずは好んでいるのに
避けてきたことを二つ選んで
今週の目標にするというもの。
私の場合、お絵描きとブログだったかな。
あと、自分で引き起こしたい
十の変化を書き出し、
簡単に出来そうなものを1つ実行する
というもの。

色々やってはみたけれど
1週間続けられそうだとしたら
「読書」かもしれない。

耳をすませば絵コンテからの模写。
駿さんの少年少女を描く眼差しはとても愛おしくて優しいタッチだった。

さて、ここからどれだけ
ずっとやりたかったことをやれる
自分に近づけるか。
苦しむのではなく愉しみながら、
ゆっくり進めたらなと思っています。

明日からは仕事に復帰しないとなので、
本当にモーニング・ページになる。
何とか続けたいなぁ。

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