磁気探査での失敗 「ベルト」

 今回の失敗は「ベルト」
 何が失敗なのかというと、ベルトの金具がセンサーに反応してしまったこと。
 磁気探査は、センサーを使用して磁気反応がある場所を探していく。金属は磁気が発生するのでもちろんセンサーはベルトの金属の磁気反応を記録してしまう。
 磁気探査の仕事を始めた当初、センサーの仕組みを理解しておらず、現場作業着と一緒に購入したベルトは金具がついているものだった。これがのちに面倒の種となった。
 ある日の現場で自分がセンサーを持ち、磁気探査を開始した時、いつもより磁気の反応が多かった。この反応は自分がつけていたベルトの金具の反応を拾ってしまったものだ。最初は「反応がいつもより多いな」くらいだったが、あまりにもおかしなくらい反応が出まくるのでセンサーを持っている自分が疑われた。そして真犯人はもちろん自分である。結果、ベルトのせいで時間をかけて探査をした範囲をすべてやり直しにすることになってしまった。
 これから磁気探査の仕事を始める方に絶対におすすめしたいのは、ベルトはプラスチック製の留め具のものを買うことです。

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