可愛いは、毒
思えば小さい頃から無意識にルッキズムに囚われ続け今に至る。
ここでは私が埋没をしたお話をします︎^_^
[なぜ二重整形である埋没をしようと思ったのか]
目が小さいことにいつからかコンプレックスを覚えて二重にしたら目が大きくなるんじゃないか、人生が変わるんじゃないかって思った。
バイトで貯めたお金が貯まってきたので今すぐにでもやりたかったけど高校の途中で顔変わるのはな…って思って卒業した月にやろうと決めました。
未成年だったから親には言わなきゃと思って母に言ったら、「ふーん、分かった〜」的な返しをされました。え?正直整形したいなんて実の親に打ち明けるの複雑じゃないですか。でもあまりにも好きにやれば〜?的な返しをされたので反対されなかった嬉しさと、困惑と…笑
て事で、整形外科予約してその1週間後ぐらいには(未成年の場合親同伴である必要がある)一緒に行きました。もちろん営業であるから…というのもありますが受付の方も説明の方も院長も神対応で親切過ぎてびっくりしましたね。
病院の決め方なんですけど、私は人におすすめ出来ない決め方をしてしまって。とりあえず聞いたことあるクリニック何個か検索して値段とか雰囲気、DT中の様子を比較しながら割とその中からすぐ決めてしまいました笑(ほんとは形成外科って名前が入っている病院は信頼出来るとか色々諸説ある)
病院に行って次の日に施術してもらうことに決めました(はや!)しかも全然当日でも行けた…準備が出来ていなかったので次の日にしてもらいましたが埋没って結構あっさり出来てしまうのかと驚きました。
カウンセリングで自分がやりたいプランを見てもらい諸々説明聞いたりシュミレーションでどの幅が良いかとかやっているうちに予算はオーバーしていて…😇でも結果的に二重に腕のある…!笑院長が施術してくれるプランだったので埋没にしては高い値段なんですけど結果的にはこれにして良かったです。
施術当日!
自分の顔にメスなんぞ入れたことがないのにさほど緊張もせず病院に向かう。でも1人だったら不安だったと思います。親が着いてきてくれて良かった。
でもいざ手術室に通された時、手術室ベッドにライトの無機質な空間(そりゃそう)がガチ手術感漂ってて(そりゃそう)一気に緊張と恐怖を覚えました。でもクリニックの方全員大変お優しくて、始まるまで好きなアイドルの話とか気が紛れるような質問沢山してくれたので心強かったです。
そして!埋没Vlog(?)で1番印象に残っているのは施術中自分の好きな音楽かけてくれたこと!(そこかい)
これも無かったらほんともっと緊張してたと思う助かりました。
いよいよ施術が始まる・・・
人生で初めて笑気麻酔をしました。表現がグロテスクに感じたらごめんなさいなんですけど瞼の裏に麻酔注射をするんですね。それが若干痛かったんですけど施術を通して痛いのはこれぐらいでした。有難い・・・。
施術中盤、麻酔が切れたらどうしようとかそんな考えとは裏腹に逆に麻酔が効き過ぎてしまってなんと目を開けてしまうという事態。(笑気麻酔はお酒に酔った感じの状態と似ているそうです)ふわふわして眠い状態だったので「目閉じれるー?」って声が何度か聞こえていたのに閉じれなくてスタッフさんが麻酔のガス装置?の効果を下げてくれて目を閉じることが出来ました。笑
1時間ぐらいで終わったのかな?そこからは無事に時間通り終了しました。院長と話をしながら鏡で目の状態を確認して驚いた!直後なのに目の内出血が全く無くて本当に驚きました。本当に腕のある先生だと実感。笑
このまま帰っても全然変じゃないかもってぐらい急激に腫れている感じもなかったんですけど一応ビビらせないためにも(誰も見てないよ)帽子を深々と被り帰宅。緊張してたし流石に当日はもちろん違和感とか痛みも多少あるので疲れたー。でも無事に終わって良かった。
DTぶいろぐ
不安症?というか施術後はなんと5日間も家から出ずに安静にしていました。安静にし過ぎてたからかハム目っぽいのが落ち着くのは早かったと思います。お風呂で目に触れた時若干痛いっていうのはしばらく続いた!
痛み止めは追加料金だったけど不安なのでしっかり飲み(買って良かった)目の熱っぽさが収まるように冷えピタをして寝たりとか色々工夫はしました。
埋没をしてから初めて外出する時にメイクをして感動したのを覚えています。全部自分で働いたお金で決して安くはないことをして本当に良かったのかなーって何度か思ったけれど少しでも理想に近付けたなと実感出来て嬉しかったです。
ちなみにこの日はバイトとおじいちゃん家に言ったのですのが目どうした?とは言われました。流石に施術してからまだ1週間なので気にしなかったけど。そんなこんなで目の状態は1ヶ月で自然に落ち着いたな〜という感じです。
大学入学前のしっかり休みが取れる春休みで出来たことは凄くタイミングが良かったなと思っています。入学してから二重褒められることがあると嬉しかったです。埋没したことを公表するのに抵抗が無いのでその時は包み隠さず言ってた…!笑驚かれるけれど毎回「埋没って結構身近になったよね〜」とか他にも肯定的な意見を沢山言ってくるので、そう…本当に身近になったよな…とその度に感じます。
完全に整形ではないけれど小さい頃は自分の顔にメスを入れる日が来るとは想像もしていなかったし、世の中の、整形が悪のような風潮がまだまだ蔓延っていました。(もちろん今もあるけれど)
変わりたいと思う気持ち自体素敵だしお金を出したから楽に変われるわけではないのにね…
「可愛いは、毒」というタイトル、そんな努力が蔑ろにされてしまうこともあるのが可愛いの裏に塗れる毒であって、可愛いすらも毒であってしまうのか。と思い付けました。
整形が身近になったことで大ルッキズム時代が形成されてしまったことにはうんざりするけれど、するもしないも本当に個人の自由で、したかったらすれば良いしルッキズムに関する膨大な情報鵜呑みにせず、自分はこうありたいからというマインドが凄く大切だと思います。信頼出来る人の意見は取り入れながらも…!
埋没をしたからと言って人生変わったわけではないし、顔も急激に可愛くなれたわけではないです。密かに抱き続けていた幻想は無かった。でも行動出来て良かったって自信に繋がることが出来た。
いつかお金が貯まったら…笑またやりたいことがあるのでその時を楽しみにしています。
ちなみに今の二重は取れたら実質(←大事)無料でお直しが出来るの嬉しい。でも永久に取れないことを祈っているよ🥺♡
埋没した時の気持ち文章に残しておきたかったので記録という感じですが、残すことが出来て良かったです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
おわり☆