敵はどこにあり?

こんばんは。最近はどうも忙しくて更新が一週間以上空いてしまいました、気をつけます。

一年前の今頃は、緊急事態宣言が明け、コロナが終わったかのように街は賑わっていました。まさか来年こうなっているとは。。。

さて、今日は競合がなんなのかをしっかりと見定めないと戦略もクソもないよねっていう話です。
今回も例は自分が入っているサークルです。

合唱サークルの敵って?


僕たちの敵は誰なのでしょう。サークル内でよく耳にするのは、同じ大学の他の合唱サークルの名前です。「あの合唱団よりも有名になりたい」「あの合唱団よりも人を呼びたい」など。しかし本来敵はそこではないんです。

場合によっても変わるので、新歓の場合と自分たちで催す演奏会の場合とその他について考えましょう。

新歓期間の敵


毎年新歓期間に突入すると、新入生が何人入ってくれるのか、その数字にビクビクしながら時を過ごします。
では、この場合の敵はどこでしょう。それは、同じ大学のサークル全てです。理論上、どこのサークルよりも魅力的に映れば、私たちが選ばれるってわけです。
アメフトをやるって決めていた人の前で、胸を張って自分たちのサークルを魅力的に映し出せば、相手はこちらを選んでくれるでしょう。
#アメフトも合唱もやるってのもあり
#僕は合唱とバスケやってます

まぁそんなに人の心を変えるのは簡単ではないのですが、大学のサークルであれば、音楽や合唱に興味を持った人に固執せず、自分たちの魅力を打ち出していくことは大切なのです。

演奏会の敵


これはまぁ広いですよ。私たちは年末に演奏会を開くので、敵は年末に開かれるエンタメ行事全てです。実は、ものすごい数の敵がいるんです。すごく強い相手だってうじゃうじゃいます。
#コカコーラやトイザらスに勝たないと
#年末に合唱を聞く文化を増やす

各所で開かれるクリスマス年末イベントより魅力的に映れば、お客さんは演奏会当日の一夜を私たちに使ってくれます。

また、時間とは別に場所も重要になります。今年を例に挙げると、東京都大田区の蒲田で行うわけですが、蒲田にある居酒屋やカラオケなども実は敵になります。これらの娯楽施設より我々の合唱に時間を使ってもらえるように、直前の現地での追い込みも、確かな集客につながると思っています。
蒲田近辺に住んでいる人たちに宣伝をすれば、家族の時間も敵になり得ますよね。

やっぱりここを取りこぼすと、限界があるんです。パイを増やす広告をすることも多分に必要なことなのです。

その他


例えば、その年だけ行うイベントがあったとします。そうすると、一番重要なのは土地との連携です。もちろんハロウィンコンサートなどイベントの時期になれば話は別ですが、なんでもない日にやるのなら、しっかりとその土地で宣伝をし、演奏会に来てもらう上での「距離」というハードルを最初から取っ払っておいた方が確かなものになります。
#軽井沢や箱根でも合唱イベントやるよ
#渋谷でもやるよ

どうやって届けるか


魅力的に写すといっても、まず見てもらうには相手に届けなければなりません。
そこでやるべきは、自分たちだけで発信しないということです。
新歓でいえば、僕らで発信し続けたところで届く相手は僕らのアカウントのフォロワーに留まります。しかし、テニスサークルなど全く違うフォロワーを持つ人たちと交換宣伝のようなものを行えば、情報を届けられる相手が確実に広がります。
演奏会にしても、例えば地元お店や団体に協力して広告してもらう努力はやっぱり大切です。

また、インターネットの普及に頼ってSNSに頼るのもあまり良くありません。クリスマスの競合はイルミネーションや音楽イベントですから、SNS上にはごろごろと勝てない相手がいます。強者は数の利を使えるので広い場所で戦うのが適していますが、弱者はそうではありません。一対一にコストを割いて確実な集客を取れるのが強みです。
#ランチェスター戦略
#テストに出ます

おわりに


僕は今、サークルの公式Instagramを立ち上げるのに時間を使っています。どうしてこれまで使っていなかったのか、今のSNS運用のどこが課題なのか、それらを明らかにしつつ、このSNSの魅力を伝えて団員に共感して欲しいなと思っています。
このプロジェクトにこの前入ったばかりに一年生も協力してくれていて、先輩は涙が出そうです。
#まだ泣かないけどね

これからも、自分たちの持つ魅力を存分に届けられるように、頭を使って行きます!

ではまた!

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