「LGBT」概念の貢献~命と性革命~
「LGBT」概念の貢献は自らのセクシャリティと
身体に対して、正直に素直になったことであろう。
「セクシャリティ」「性」「性別」はすでに
その概念を自由にし
「ジェンダーフリー」とまで
人類の意識は変化し進化した『性革命』
2020年の現在、
例えば『トランスジェンダー』ひとつ考えても
(トランスセクシャル)(Xジェンダー)
(ジェンダークイア)から(トランスベスタイト)
までがカテゴライズされた。
トランスジェンダー当事者からすると
(聞きなれた言葉)も世の中的には
まだまだ十分には理解または浸透していない。
セクシャルマイノリティ(性的少数派)という
言葉は(解放的)より(保身的)な意味合いを
感じてしまうのは・・私だけだろうか。
(言葉)特に(名前)(名称)(銘柄)と呼ばれる
(名前)には『命』が宿る。
『トランスジェンダー』という『名称』は
今や水面下(マイノリティ)でも
『自称』となりつつある。
毎日の生活を(心の性別)で生きる人も
月に一度だけの(嗜好的)な(変身)をする人も
『トランスジェンダー』と(自称)する。
確かに『トランスジェンダー』は(診断)されたり(承認)されるなど(他人)が
決めることではない。
あくまでも(自称)なのだ。
トランスジェンダーの中には
GID / 性同一性障害の診断書の下
(性ホルモン治療)を受けたり
SRS / 性別同一(性転換)手術で
身体的変化を(した)(する)望み
戸籍の性別も変更する。
『トランスセクシャル』(性別越境)の人も
または、しない(望まない)人も
『トランスジェンダー』と(ひとくくり)に
当事者もまだまだ十分に
はっきりと(自称)しない。
これは日本が(そう)であって
日本以外の世界では(はっきりと)
『名称』を分ける。
私が長く過ごしたヨーロッパ(スペイン)は
LGBTがその人権・権利を社会で勝ち取った
世界最先端の国。
ヨーロッパをはじめとする世界の国々を見ても
(トランスセクシャル)は(トランスセクシャル)
(トランスジェンダー)は(トランスジェンダー)
であり日本に移住してきて最初に驚いたのは
日本では沢山のトランスセクシャルがいるのに
その(名称)が使われていないこと。
(シーメール)も同じ。
(ニューハーフ)という名称はかなり社会的に浸透しているが(ニューハーフ)という名称を(名付けた)のがミュージシャン。サザンの桑田氏だというから
なんとも面白い話だと思った。
(トランスジェンダー)(トランスセクシャル)という名称もいつか(ニューハーフ)のように爆発的に言葉が(命)を持ってくれたなら
私達トランスセクシャルも少しは生きやすい
世の中になるのだろか?